特許
J-GLOBAL ID:200903008463267339

固水分離処理の合併処理槽

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132323
公開番号(公開出願番号):特開平6-304583
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 排水基準値の安定化と、生ごみ等の有形有機物も処理でき、又、船舶等の動揺物体にも設置が可能でありながら、沈殿汚物の汲み取りの必要がない。【構成】 生ごみまで固水分離器によって有形物と水に分離し、有形物は固形物処理槽で分解消滅、汚水のみを効果的に分離汚水処理槽で浄化、排水する。
請求項(抜粋):
固形物処理槽(1)の固形物処理槽外箱(2)を貫通して、集合汚水導入管(3)が固水分離器(4)まで設置される。上部攪拌軸(5)に固定されて、目詰まり防止ブラシ(6)が付設されたた固水分離螺旋翼(7)の外周は濾過網筒(8)の内面に接している。導水管(9)がついた集水筒(10)の内部には一定の間隙を持って濾過金網筒(8)が挿入固定されており、集水筒(10)の一端は、濾過金網筒(8)の円周断面積の穴が開けられた固形物処理槽壁(11)に固着され、他の一端は処理物導入側壁(12)に固着される。上部攪拌軸(5)の固水分離螺旋翼(7)側は処理物導入側壁(12)に、湾曲攪拌腕(13)側は、処理槽歯車側壁(14)を貫通してそれぞれベアリングによって回転可能な状態で保持される。湾曲攪拌腕(13)が付いた下部攪拌軸(15)の一端は固形物処理槽壁(11)に、他の一端は処理槽歯車側壁(14)を貫通してそれぞれベアリングによって回転可能な状態で保持される。処理槽歯車側壁(14)を貫通している上部攪拌軸(5)と下部攪拌軸(15)には上部歯車(16)と下部歯車(17)がかみ合って固着されている。固形物処理槽(1)に付設された駆動機(18)の駆動歯車(19)は上部歯車(16)とかみ合っている。固形物処理槽外箱(2)を貫通した空気取り入れ口(20)の付いた空気供給装置(21)は空気供給口(22)を固形物処理槽(1)内に向けている。導水管(9)は分離汚水処理槽外箱(23)を貫通した分離汚水導入管(24)に接続される。第一槽水位維持仕切り板(25)、第二槽水位維持仕切り板(26)、第三槽水位維持仕切り板(27)はそれぞれ、各槽水位にあわせて汚水処理槽底板(28)に固着される。第一導水仕切り板(29)、第二導水仕切り板(30)、殺菌室仕切り板(51)は、汚水処理槽底板(28)との間に一定間隔を置いて汚水処理槽天板(31)に固着される。分離汚水処理槽外箱(23)を貫通して設置された汚水処理槽空気供給管(32)は、接触材(33)が入った第一ばっ気室(34)、第二ばっ気室(35)、第三ばっ気室(36)の底部にある空気散気管(37)、(38)、(39)に接続される。汚水処理槽天板(31)を貫通して空気抜き口(40)が設けられる。汚水処理槽天板(31)を貫通して殺菌剤(41)が入った殺菌剤投入筒(42)が設置された配水殺菌室(43)に排水口(44)が設置される。固形物処理槽(1)内に分解媒体剤(45)が装填される。集合汚水導入管3に駆動機起動センサー53を設置した固水分離処理の合併処理槽。
IPC (5件):
C02F 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B63B 17/06 ,  B63J 4/00 ,  C02F 9/00

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