特許
J-GLOBAL ID:200903008464086613

クレ-ンの吊り荷重算出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 勇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-216504
公開番号(公開出願番号):特開2001-039670
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 フック掛け本数が多い場合や、フック巻上ワイヤの単位長さ当たりの重量が大きい場合に、吊り荷重算出誤差としての割合が大きくなるという問題を解決する。【解決手段】 フック巻上ワイヤ9の単位長さ当たりの重量Wwを予め記憶し、荷重算出機能をもつ過負荷防止装置6と、張力検出器1と角度検出器2と、ドラム回転数検出器3と、フック掛け本数設定器4と、通常作業モ-ドと調整作業モ-ドを切り換えるモ-ド設定器5とを備え、ドラム回転と巻上ワイヤ9の単位長当りの重量とでフック11とブ-ムヘッドシ-ブ間の巻上ワイヤ9の重量Wrを算出し、次に、このWrを用いてブ-ム製作のばらつきによる自重分デ-タの補正を行う補正値Fo′を算出し、そして、このFo′を用いて、フック巻上ワイヤ9の重量分を考慮した吊り荷重WをW=f1(θ,F,R,hd,Nb,Hs,Fo′))で算出するようにした。
請求項(抜粋):
フック巻上ワイヤ(9)の単位長さ当たりの重量(Ww)を予め記憶し、荷重算出機能をもつ過負荷防止装置(6)と、ブ-ム支持ロ-プ張力(F)を検出する張力検出器(1)と、ブ-ムの起伏角(θ)を検出する角度検出器(2)と、フック巻上ドラム回転数(Nd)を検出するドラム回転検出器(3)と、フック掛け本数(Nb)を設定するフック掛け本数設定器(4)と、通常作業モ-ドと調整作業モ-ドを切り換えるモ-ド設定器(5)とを備え、前記過負荷防止装置(6)に、前記各検出器で検出された値と巻上ワイヤ(9)の単位長当りの重量(Ww)とからフック(11)とブ-ムヘッドシ-ブ間の巻上ワイヤ(9)の重量(Wr)を関数Wr=f(θ,Nd,Nb,Ww)で算出する手段と、ブ-ム製作のばらつきによる自重分デ-タの補正を行う補正値(Fo′)を、上記の関数で算出したフック(11)と、ブ-ムヘッドシ-ブ間の巻上ワイヤ(9)の重量(Wr)を用いて関数Fo′=f3(θ,F,R,hd,Nb,Hs,Wb,Wr)で算出する手段とそして、フック巻上ワイヤ(9)の重量分を考慮した吊り荷重(W)を、上記の関数で算出した補正値(Fo′)を用いて関数W=f1(θ,F,R,hd,Nb,Hs,Fo′)で算出する手段とを設けたことを特徴とするクレ-ンの吊り荷重算出装置。ただし、Wr:フックとブ-ムヘッドシ-ブ間の巻上ワイヤの重量θ :ブ-ムの起伏角Nb:フック掛本数Nd:フック巻上ドラム回転数Ww:フック巻上ワイヤの単位長さ当たりの重量F :ブ-ム支持ロ-プ張力R :ブ-ムフ-トと吊り荷の距離hd:ブ-ムフ-トと巻上ロ-プの距離Hs:ブ-ムフ-トとブ-ム支持ロ-プの距離Wb:フック重量とする。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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