特許
J-GLOBAL ID:200903008470601120

二酸化炭素の吸収液と該吸収液を用いる被処理ガス中の二酸化炭素吸収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-158162
公開番号(公開出願番号):特開平9-000875
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 被処理ガス中のO2によって、CO2吸収剤であるアルカノールアミンが酸化劣化されるのを抑制すること。【構成】CO2とO2を含有する被処理ガスを吸収塔中でアルカノールアミン吸収液と接触させ、CO2を豊富に含有する溶液とし、引き続き再生塔中に該溶液を循環させてCO2を加熱放出させてCO2に乏しい溶液として、前記吸収塔中に再循環させるCO2の吸収液の吸収液の酸化劣化を低減するために、(A)で表わせるメルカプトイミダゾール類、(B)で表わせるメルカプトベンズイミダゾール類の中から選択される1種あるいはそれ以上の有機硫黄化合物を吸収液に添加して使用する。【化1】
請求項(抜粋):
二酸化炭素と酸素を含有する被処理ガスを吸収塔中でアルカノールアミン吸収液と接触させ、二酸化炭素を豊富に含有する溶液とし、引き続き再生塔中に該溶液を循環させて二酸化炭素を加熱放出させて二酸化炭素に乏しい溶液として、前記吸収塔中に再循環させる二酸化炭素の吸収液の酸化劣化を低減するために、下記の構造式(A)で表わせるメルカプトイミダゾール類、構造式(B)で表わせるメルカプトベンズイミダゾール類の中から選択される1種あるいはそれ以上の有機硫黄化合物を使用することを特徴とする酸化抑制剤。【化1】ここで、R1、R2およびR3は水素原子あるいはC1〜C3のアルキル基、フェニル基、ベンジル基であり、R4は水素原子あるいはC1〜C3のアルキル基、nは1〜3の整数である。
IPC (6件):
B01D 53/62 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01F 1/00 ,  C07D233/84 ,  C07D235/28 ,  C09K 15/30
FI (6件):
B01D 53/34 135 Z ,  B01F 1/00 G ,  C07D233/84 ,  C07D235/28 A ,  C09K 15/30 ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)

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