特許
J-GLOBAL ID:200903008474449994

自動車用マッドガードの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 憲秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232724
公開番号(公開出願番号):特開平6-055575
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 型内における硬質樹脂の流動性をコントロールして、不要な部分への当該硬質樹脂の流入を防ぐことのできる自動車用マッドガードの製造方法を提供する。【構成】 マッドガード成形用金型10の取付部キャビティ部分14のコア部先端位置に、あらかじめ遮断部材20を、泥よけ部キャビティ部分15への樹脂流路25が形成されるように前進せしめて、樹脂注入口16より前記遮断部材のキャビティ占有部21aおよびコア部に相当する分量を減じた量の軟質樹脂Sを前記キャビティに注入する工程と、次いで、前記軟質樹脂の注入開始後または注入終了後に、前記遮断部材を前進せしめたまま前記注入口より硬質樹脂Hを前記遮断部材に至る位置まで注入する工程と、次いで、前記硬質樹脂の注入開始後または注入終了後に、前記遮断部材をキャビティより後退せしめ、当該遮断部材のキャビティ占有部に相当する分量の前記軟質樹脂または硬質樹脂を注入する工程とからなる。
請求項(抜粋):
硬質樹脂のコア部を有する取付部の先端に軟質樹脂の泥よけ部を一体に有する自動車用マッドガードを得るに際して、前記マッドガード形状の金型キャビティの前記取付部を構成するキャビティ部分の後端に樹脂注入口を設けて、該注入口より、内側にコア部を構成する硬質樹脂およびその外側に軟質樹脂が流入する2層射出装置を用いて成形する方法であって、前記金型キャビティの前記取付部キャビティ部分のコア部先端位置に、あらかじめ遮断部材を、泥よけ部キャビティ部分への樹脂流路が形成されるように前進せしめて、前記注入口より前記遮断部材のキャビティ占有部およびコア部に相当する分量を減じた量の前記軟質樹脂を前記キャビティに注入する工程と、次いで、前記軟質樹脂の注入開始後または注入終了後に、前記遮断部材を前進せしめたまま前記注入口より前記コア部を構成する硬質樹脂を前記遮断部材に至る位置まで注入する工程と、次いで、前記硬質樹脂の注入開始後または注入終了後に、前記遮断部材をキャビティより後退せしめ、当該遮断部材のキャビティ占有部に相当する分量の前記軟質樹脂または硬質樹脂を注入する工程とからなることを特徴とする自動車用マッドガードの製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  B62D 25/18 ,  B29L 31:30
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-206518

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