特許
J-GLOBAL ID:200903008475224996

スロットルバルブ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128815
公開番号(公開出願番号):特開平9-317538
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】環境温度の変化やモータ電源電圧等の諸条件が変化した場合であっても、スロットル開度が目標スロットル開度を大きく超えるオーバシュート現象の抑制、スロットルバルブが目標スロットル開度に到達する時間の遅延の抑制に有利なスロットルバルブ制御装置を提供すること。【解決手段】将来オーバシュートが生じるおそれが高いオーバシュート誘発領域と、目標スロットル開度への到達が遅延するおそれが高い収束遅延誘発領域とがメモリにマップとして設けられている。現在のスロットルバルブの状況がオーバシュート誘発領域に該当するときには、スロットル開度の変化率を低減させ、スロットルバルブの応答速度を低減させる制御を行う。現在のスロットルバルブの状況が収束遅延誘発領域に該当するときには、逆の制御を行う。
請求項(抜粋):
開閉可能なスロットルバルブと、前記スロットルバルブを開弁方向及び閉弁方向に作動させるDCモータと、前記スロットルバルブのスロットル開度を検出するスロットル開度検出手段と、前記スロットルバルブの実際のスロットル開度がアクセルペダルの踏込に応じた目標スロットル開度になるように前記DCモータを駆動させるDCモータ制御手段とを具備してなるスロットルバルブ制御装置であって、前記DCモータ制御手段は、前記スロットル開度検出手段で検出された実際のスロットル開度が前記目標スロットル開度に到達せず、且つ、両者の間の偏差が大きいときにはスロットル開度の変化率を大きく、かつ、前記偏差が小さいときには偏差が大きいときよりもスロットル開度の変化率を小さくする性質を備えた判別線または判別式を介して、オーバシュート誘発領域と収束遅延誘発領域とに区分し、前記オーバシュート誘発領域のときにはスロットル開度の変化率が低減するように前記DCモータを制御する低減手段と、前記収束遅延誘発領域のときにはスロットル開度の変化率が増加するように前記DCモータを制御する増加手段とを備えていることを特徴とするスロットルバルブ制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/20 310 ,  F02D 11/10 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00
FI (4件):
F02D 41/20 310 C ,  F02D 11/10 F ,  F02D 45/00 312 S ,  F02D 45/00 312 P

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