特許
J-GLOBAL ID:200903008495985250

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128499
公開番号(公開出願番号):特開平6-319240
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 急激な温度変化や衝撃力により一挙にシール効果が失われず、温度変化に伴う潤滑剤の増減、潤滑剤注入量の誤差、各部材の設計公差等による潤滑剤量の相対的な多少を吸収し得、外部漏出を防止する。【構成】 固定軸体12の下ヘリングボーン溝35下方に下潤滑剤流出防止溝12cを設ける。上方のテーパ面12c1の角度を大きく、下方のテーパ面12c2の角度を小さくする。それよりも下方位置に、径方向間隙を拡大した下エアクッション部40を設け、その下方に、空気流出速度を減少させるための下間隙縮小部42を設ける。上潤滑剤流出防止溝12e、上エアクッション部44及び上間隙縮小部46は、上下を逆にして同様に構成する。上下潤滑剤流出防止溝12c・12e間の間隙部に潤滑剤39を充填し、その上下表面を上下潤滑剤流出防止溝12c・12e内に位置させる。
請求項(抜粋):
軸体と、その軸体に外嵌されたスリーブ体とを備えてなり、軸体に対しスリーブ体が、潤滑剤を介して自在に相対回転し得るスピンドルモータであって、軸体とスリーブ体との間隙部に動圧軸受部を有し、動圧軸受部を挟む軸線方向両側における軸体の外周部に、軸線方向外方に向かって外径が漸次縮小することによりスリーブ体の内周面との径方向間隙が漸次拡大するテーパ部を有する潤滑剤流出防止溝が設けられ、テーパ部のうち、軸線方向内方の外周面は、軸線に対しなす角度が比較的大きく、軸線方向外方の外周面は、軸線に対しなす角度が比較的小さく形成され、両潤滑剤流出防止溝間の軸体とスリーブ体との間隙部に潤滑剤が充填されていることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (3件):
H02K 7/08 ,  F16C 17/02 ,  H02K 5/167

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