特許
J-GLOBAL ID:200903008499894011

製版システム及びこれを利用した製版方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241417
公開番号(公開出願番号):特開平9-090598
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 デザイン部門側で編集作成されたページで使用する画像部品を製版部門側に混乱なく正確に伝達するワークフローの管理方法を提供する。【解決手段】 デザイン部門の編集システム1と製版部門の製版システム2との間で画像部品に関する画像指示の連絡を行う場合、同一の識別子を用いて画像部品データを管理する。デザイン部門では比較的小容量の粗画像データを用いて画像編集し、そのデザイン側の粗画像データのファイル名や貼り込み位置情報、及び識別子等の情報を製版部門側に送付する。製版部門では、デザイン部門側から送付されたファイル名から高精細画像データを探索して製版する。この際、製版部門内でのファイル名が送付されたファイル名と異なる場合があるため、識別子を参照してデータベース48内の各画像部品についての正しいファイル名を呼び出し、これを基に高精細画像データを探索する。
請求項(抜粋):
製版作業に使用する画像部品の画像原稿を読み込んで高精細画像データに変換する画像入力手段と、前記画像入力装置での画像原稿読み込み時に各画像部品に対して一意に識別可能な識別子を割り当てる識別子割当手段と、前記画像入力手段で入力された前記高精細画像データの画素を一定の間隔ごとに間引いて粗画像データを自動的に生成する粗画像生成手段と、少なくとも前記高精細画像データを前記識別子に関連付けて格納する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記各高精細画像データのファイル名と当該各高精細画像データに対応する前記識別子とを関連付けて登録するデータベースと、デザイン部門側から指示が与えられた際に画像部品のファイル名に対応する前記高精細画像データが前記記憶手段内に存在するか否かを検査するファイル名検査手段と、前記ファイル名検査手段での検査において、デザイン部門側から指示が与えられた前記ファイル名に対応する前記高精細画像データが記憶手段内に存在しないと判断された場合に、当該ファイル名に代えて、前記データベースにおいて前記識別子を参照して呼び出したファイル名を採用する適正ファイル名変更手段と、ファイル名を参照して当該識別子に関連付けられた前記高精細画像データを前記記憶手段から呼び出す高精細画像取り出し手段と、を備えることを特徴とする製版システム。

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