特許
J-GLOBAL ID:200903008501835494

ボンド型永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154191
公開番号(公開出願番号):特開平10-004023
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 熱硬化性樹脂で被覆した磁石粉末を圧縮成形するボンド型永久磁石の製造において、圧縮成形時に金型を加熱せずに磁石粉末を加熱する手段により、長尺の磁石でも高密度かつ均一に圧縮成形する。【解決手段】 圧縮成形前に、成形機のパンチまたは金型に周波数10〜40 kHz、振幅100 μm以下の超音波振動を0.5 秒間以上付与して成形用粉末を超音波振動させて粉末を加熱して、好ましくは樹脂を溶融させる。この超音波振動の付与時に金型内の粉末の充填密度をその自然充填時の見掛け密度の1.02〜2.0 倍にする。それにより、充填密度によって粉末の加熱温度を制御できる。
請求項(抜粋):
磁石粉末を熱硬化性樹脂で被覆した成形用粉末を圧縮成形機の金型に充填して圧縮成形し、得られた成形体を加熱して熱硬化性樹脂を硬化させることからなるボンド型永久磁石の製造方法であって、圧縮成形前に、金型内の成形用粉末と接触している少なくとも1つの圧縮成形機の部材に周波数10〜40 kHz、振幅100 μm以下の超音波振動を0.5 秒間以上付与して成形用粉末を超音波振動させることにより該粉末を加熱し、この超音波振動の付与時の成形用粉末の金型内での充填密度が成形用粉末の自然充填時の見掛け密度の1.02〜2.0 倍であることを特徴とする、ボンド型永久磁石の製造方法。
IPC (2件):
H01F 41/02 ,  B22F 3/00
FI (2件):
H01F 41/02 G ,  B22F 3/00 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
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