特許
J-GLOBAL ID:200903008503062271

可動磁石形リニアモータの負荷軽減方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158058
公開番号(公開出願番号):特開平8-009619
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【構成】 巻線コイル12を有するヨーク11内を、磁石16を有する可動部が、軸方向に、かつ水平方向に対して角度をもって摺動する可動磁石形リニアモータの負荷軽減方法において、ヨーク11に形成される磁気回路Bを磁石16より上部に設定することにより、ケーシング15の磁石16に上向きの磁力を与えて、負荷を軽減するようにしたもの。【効果】 リニアモータの負荷を軽減することができ、したがって、リニアモータの上昇時および静止時の電流値を低くすることができるとともに、温度上昇を抑えることができる。
請求項(抜粋):
巻線コイルを有するヨーク内を、磁石を有する可動部が、軸方向に、かつ水平方向に対して角度をもって摺動する可動磁石形リニアモータの負荷軽減方法において、前記リニアモータは、ヨークと、軸と、ケーシングとを有し、前記ヨークは、内周側円筒部と外周側円筒部とからなる二重円筒状に構成されており、前記内周側円筒部の内部には中央部空間が形成され、前記内周側円筒部と前記外周側円筒部との間には外周部空間が形成されるとともに、前記内周側円筒部と外周側円筒部は、上部において磁気的に連結され、かつ前記外周部空間において外周側円筒部の内周面もしくは前記内周側円筒部の外周面に巻線コイルを配設しており、また、前記軸は、前記ヨークの中央部空間に軸受を介して軸方向に摺動可能に支持されるとともに、下降限界に達したときあるいは下降限界を越えたときに前記ヨークに当接するストッパーを上端部に有しており、さらに、前記ケーシングは、カップ状に構成され、中央部に前記軸を取付けるとともに、円筒部を下側から前記ヨークの外周部空間内に挿入し、かつ前記ヨークの巻線コイルと空隙を介して対向するように磁石を円筒部の上部に取付けており、前記ヨークに形成される磁気回路を前記磁石より上部に設定することにより、前記ケーシングの磁石に上向きの磁力を与えて、負荷を軽減することを特徴とする可動磁石形リニアモータの負荷軽減方法
IPC (2件):
H02K 33/16 ,  H02K 41/035
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • バルブシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-269440   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平4-359657

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