特許
J-GLOBAL ID:200903008504219727

多値レベル整形波形生成回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271803
公開番号(公開出願番号):特開平8-111697
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】ディジタル変調の際の帯域制限を施した多値レベル整形波形生成回路の小形化、経済化,安定化を図るとともに、成分波形生成ROMのメモリ容量の指数的増大の障害を解消する。【構成】シフトレジスタ部1の4個のシフトレジスタに入力される16QAMの4ビットのシンボルデータIH,IL,QH,QLをアドレス切替回路2に並列に与えて時分割に順次切替え出力し、そのkビットの出力を成分波形生成ROM4にアドレスとして与えサンプルカウンタ3からのスキャンアドレスに従って対応する予め記憶させた帯域制限波形を読み出してレジスタ5に保持されたIH(QH)のデータとROM4からのIL(QL)のデータとを加算器6で加算合成する。I相データをレジスタ7に保持し、Q相データはレジスタ8に保持するとともに加算器6の入力側へ1ビットシフトして帰還することにより8値方形波を生成するように構成した。
請求項(抜粋):
帯域制限前のI,Q2相のそれぞれの4×2n 値方形波の各シンボルのレベルを示すシンボルデータ(4+2×nビット)をシンボルタイミングごとに入力して順次シフトさせ、kビット(kは帯域制限によるシンボル間干渉シンボル長)の2値系列である並列データを出力するシフトレジスタ部と、前記kビットの2値系列の並列データをシンボルタイミング×サンプル数×(4+2×nビット)のタイミングで時分割に順次切替え出力するアドレス切替回路と、1シンボル区間を1周期としてサンプリングするためのスキャンアドレスを発生するサンプルカウンタと、1シンボル区間の帯域制限を施した2値方形波系列を予め記憶させておき、前記アドレス切替回路からの出力をアドレスとし、前記サンプルカウンタの出力に従って対応する2値方形波系列を出力する成分波形生成ROMと、該成分波形生成ROMからの出力を一時保持する第1のレジスタと、前記成分波形生成ROMの出力と、前記第1のレジスタの出力もしくは後段のレジスタからの他の出力とを加算合成する加算器と、該加算器の加算結果のうちI相成分の加算結果を一時保持する第2のレジスタと、前記加算器の加算結果のうちQ相成分の加算結果を一時保持するとともに前記加算器に加える前記他の出力とする第3のレジスタと、前記第2及び第3のレジスタの出力をそれぞれ一時保持して同時に出力する第4及び第5のレジスタと、前記第4及び第5のレジスタの出力をそれぞれアナログ値に変換してI相及びQ相の多値レベル整形波形出力を得る第1及び第2のD/A変換器とを備えた多値レベル整形波形生成回路。

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