特許
J-GLOBAL ID:200903008511277805

電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252673
公開番号(公開出願番号):特開平9-093926
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 負荷が増大する過渡期において給電目標となる設定電圧を一時的に高めに設定して過渡的な出力変動を抑制し、定常状態における設定電圧を低く抑えることで電力消費を抑制する。【解決手段】 スイッチング電源回路4の負荷が変動する過渡期において、この過渡期とその前後の期間において現に作動中のBS電源回路3への給電目標を高めに設定する。具体的には、可変クランプ回路22のクランプ電圧を、定常値V1よりも予想電圧降下分V2だけ高めに設定することにより、過渡期のBS電源回路3に対する電圧供給不足を解消する。これにより、相対的に定常設定電圧V1を低く抑え、BS電源回路2の待機状態における消費電力の節減を図ることができる。
請求項(抜粋):
要求電圧が異なる複数の負荷回路が並列接続され、特定の負荷回路への出力電圧と対応する設定電圧との誤差電圧を帰還し、前記複数の負荷回路に対し選択的に所定電圧の直流電源を供給するスイッチング電源回路と、前記複数の負荷回路のうち給電を停止していた一の負荷回路に対し給電を開始する前後の過渡期において、既に給電中の他の負荷回路が給電目標とする設定電圧を、既知の予想出力電圧降下分だけ前記給電開始に先行して高電圧に切り替え、該一の負荷回路に給電される電源電圧が安定するまでの間、前記他の負荷回路への出力電圧不足を補償し、かつ該一の負荷回路への給電電圧が安定するのに伴い、該一の負荷回路が給電目標とする設定電圧と該一の負荷回路への出力電圧との誤差電圧を他に優先して前記スイッチング電源に帰還させる設定電圧可変手段とを具備することを特徴とする電源装置。
IPC (4件):
H02M 3/28 ,  G05F 1/10 303 ,  H02M 3/338 ,  H04N 5/63
FI (5件):
H02M 3/28 V ,  H02M 3/28 B ,  G05F 1/10 303 A ,  H02M 3/338 A ,  H04N 5/63 Z

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