特許
J-GLOBAL ID:200903008527114191
ABS装置に於ける制御点検出法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247632
公開番号(公開出願番号):特開平7-061340
出願日: 1993年08月25日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】車両の急制動時に車輪のロックを防止するアンチロックブレーキ装置(ABS)において、ブレーキトルク等のクロストークが混入する路面摩擦力検出センサーや路面摩擦係数検出センサーを用いて、誤判断のないABSの制御点のタイミングを検出することを目的とする。【構成】路面摩擦力検出手段1の検出値とブレーキトルク検出手段2の検出値とを演算手段3に送り、該演算手段3で比率F/T値を遂次演算し、その結果を判断手段4に伝達し、該判断手段4でF/Tの比率の変化を監視して、この比率が急速に小さくなった時点即ち変化が大きくなった時点を制御のタイミング時点と判断して検出し、その検出信号をABS制御装置5に送出して、ABSを動作させる。
請求項(抜粋):
ブレーキトルクT等のクロストーク分が混入した路面摩擦力Fまたは路面摩擦係数μとブレーキトルクTに比例した出力が得られる応力センサーを備えたABS装置に於て、ブレーキ制動開始の立ち上がりより、FまたはμとTの検出信号の比率を合わせてまたは同値に調整する調整手段と、その比率または調整係数の変化により制御点を判断する判断手段とを備え、FまたはμとTの検出信号の比率または調整係数の変化の大きさにより制御点のタイミングを検出することを特徴とするABS装置に於ける制御点検出法。
引用特許:
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