特許
J-GLOBAL ID:200903008533476151

スリップフォーム工法の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-315476
公開番号(公開出願番号):特開平7-166700
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 高さにより水平断面形状が変化する複雑な形状の搭状物をスリップフォーム工法により能率良く、しかも設計図に基づいて高精度に構築する。【構成】 メイン架台6の基準点の高さ位置を測定する高さ測定器14と、各分割架台4の基準点の半径位置をそれぞれ測定する複数の半径測定器16と、構築しようとする搭状物の設計データに基づいてメイン架台の高さ位置に対応する各分割架台の半径位置の設計データをメモリに格納してなる設計データテーブルと、高さ測定器の出力データに従って設計データテーブルから該当高さの各分割架台についての半径位置設計データを引き出し、各設計データと各半径測定器の出力データとを比較し、両データの差に基づいて各半径移動用ジャッキ7の個々に対する制御情報を生成するコンピュータとを備える。
請求項(抜粋):
構築しようとする搭状物に沿ったレイアウトで多数の支持ロッドを適宜間隔をおいて立設し、前記各支持ロッドにそれぞれ上昇用ジャッキを介して分割架台を設置し、各上昇用ジャッキの作動により各分割架台を前記支持ロッドに沿って上昇させるように構成し、前記各分割架台に取り付けられた型枠ユニットを相互に連結して前記搭状物に沿った環状の型枠システムを構成し、前記各分割架台の全体の上にメイン架台を搭載して個々の前記分割架台を前記メイン架台に設けたガイド機構に沿って前記環状型枠システムの半径方向に移動可能にするとともに、前記各分割架台をそれぞれ前記ガイド機構に沿って移動させるための半径移動用ジャッキを個々に付設し、前記各上昇用ジャッキにより前記各分割架台を上昇させることで前記型枠システムを徐々に上昇させる動作と、その型枠内にコンクリートを打設する動作とを並行して進め、かつ前記型枠システムの高さ位置に応じて前記各半径移動用ジャッキにより前記各分割架台の半径位置を適宜に可変設定するスリップフォーム工法において、前記メイン架台の基準点の高さ位置を測定する高さ測定器と、前記各分割架台の基準点の前記半径位置をそれぞれ測定する複数の半径測定器と、構築しようとする搭状物の設計データに基づいて前記メイン架台の高さ位置に対応する前記各分割架台の前記半径位置の設計データをメモリに格納してなる設計データテーブルと、前記高さ測定器の出力データに従って前記設計データテーブルから該当高さの前記各分割架台についての半径位置設計データを引き出し、各設計データと前記各半径測定器の出力データとを比較し、両データの差に基づいて前記各半径移動用ジャッキの個々に対する制御情報を生成するコンピュータとを備えたことを特徴とするスリップフォーム工法の制御装置。
IPC (3件):
E04G 11/22 ,  E04G 11/24 ,  E04H 12/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-262873
  • 特開昭53-064926

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