特許
J-GLOBAL ID:200903008539224693

増圧制御機構およびそれを用いた車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289215
公開番号(公開出願番号):特開平7-137627
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】液圧制御装置としてマスタシリンダと電気的液圧制御装置との双方を有するブレーキ装置において、マスタシリンダと電気的液圧制御装置とホイールシリンダとの間に増圧制御機構を設けることにより、電気的制御圧の増圧とその電気的制御圧の異常に対するフェールセーフとの双方を実現する。【構成】増圧制御機構60を、同心に固定された第一および第二ピストン64,66を増圧ピストン70として有するとともに、第二ピストン66が第一および第二シール部材90,94と共同して弁機構を構成するものとする。弁機構は、電気的液圧制御装置としての液圧制御弁22が正常である状態で閉じて増圧ピストン70による増圧を可能とし、一方、液圧制御弁22が正常ではない状態で開いてマスタシリンダ12をホイールシリンダ38に連通させてフェールセーフを実現する。
請求項(抜粋):
操作力に応じて液圧の高さを機械的に制御する機械的液圧制御装置と、液圧の高さを電気的に制御する電気的液圧制御装置と、液圧によって作動する作動装置とを含むマニュアル・電気二系統式の液圧作動システムのそれら機械的液圧制御装置と電気的液圧制御装置と作動装置との間に接続されて使用される増圧制御機構であって、電気的液圧制御装置による電気的制御圧を増圧して作動装置に伝達する段付状の増圧ピストンと、その増圧ピストンの移動位置に応じて作動し、増圧ピストンが原位置にある状態では、作動装置が機械的液圧制御装置に連通する開状態となり、増圧ピストンが原位置から移動した状態では、作動装置が機械的液圧制御装置から遮断されて増圧ピストンによる増圧が可能となる閉状態となる弁機構とを含むことを特徴とする増圧制御機構。
IPC (5件):
B60T 13/66 ,  B60T 8/00 ,  B60T 11/10 ,  B60T 13/74 ,  B60T 17/18
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-087867
  • 特開昭62-091356
  • 特開平1-278874
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