特許
J-GLOBAL ID:200903008540168918

X線CT装置の制御方法およびX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-173065
公開番号(公開出願番号):特開平9-024045
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 X線管または検出器を定速で連続的に回転させながら、走査対象の周期的な運動の所定の位相区間におけるデータのみを収集する。【解決手段】 心電信号のR波から周期hと位相とを検出する。次に、周期と遅れ時間と測定時間と測定回数と回転時間の組み合せのテーブルを検索し、検出した周期hに対応する遅れ時間dと測定時間eと回転時間kと測定回数nとを取り出す。回転時間kは、回転時間=(周期-測定時間)/(1-M)により算出してあり、周期hの整数倍ではない。なお、Mはマージンであり、0≦M<1である。測定回数nは、回転時間/(周期-回転時間)以上の最小の整数として求めてある。次に、回転時間kで1回転する回転速度でX線管などを連続的に回転させながら、R波から遅れ時間dだけ経過したタイミングでX線の照射を開始し,測定時間eの間のデータを測定し,X線の照射を停止することを、測定回数nだけ繰り返し、画像再構成で必要な全ビューのデータを収集する。【効果】 心臓の拡張期の断層像を得ることが出来る。
請求項(抜粋):
走査対象の周りにX線管または検出器の少なくとも一方を回転させて画像再構成に必要な全ビューのデータを収集するX線CT(ComputedTomography)装置の制御方法において、走査対象の運動の周期の整数倍でない回転時間でX線管または検出器の少なくとも一方を連続的に回転させながら、前記運動の所定の位相のタイミングでデータの測定を開始し、前記周期より短い測定時間の間の回転角度に対応するビューのデータを測定することを繰り返して、画像再構成に必要な全ビューのデータを収集し、それらデータから断層像を生成することを特徴とするX線CT装置の制御方法。
IPC (2件):
A61B 6/03 370 ,  A61B 6/03 331
FI (2件):
A61B 6/03 370 B ,  A61B 6/03 331
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-018848
  • 特開平1-139038
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-188638   出願人:株式会社島津製作所

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