特許
J-GLOBAL ID:200903008541188483

処理木材の再利用プロセスとそのプロセスを適用する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-536258
公開番号(公開出願番号):特表平10-503550
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】処理木材の再利用のための方法では、処理木材が、下部燃焼部と上部冷却部とを有する背の高い柱状の炉(3)内に導入されるべく、木片に粉砕される。炉の下部では、木片は、高温かつ低酸素含有量のガスによって400°Cの温度で断熱燃焼処理され、燃焼部の上方の木片の集合体は、ガスによって運ばれた過剰の熱を蓄えて、65°Cを越えない温度に達するまでガスを漸次冷却し、温度の逆勾配を形成して、ガスに含よれている金属粒子、タールおよび有毒ガスの粒子を木片との接触においてその上に析出させる凝縮を生じさせる。重金属を除かれた非圧縮性ガスは、その後、炉内から排出される。炉下部に導入される燃焼ガスの酸素含有量は、木片の発火を避けかつ還元効果を向上させるようにきわめて低く、木片の燃焼の結果得られる木炭は、他の処理アプリケーションにおいて再利用するために、還元処理された重金属および他の汚染物を含んでいる。
請求項(抜粋):
下部において燃焼させる一方、上部において冷却すべく設計された柱状の形態の背の高い炉内に導入されるように、処理された木材を木片に粉砕し、 前記木片が、前記炉の下部において、400°Cの温度に加熱された酸素含有量の低い高温ガスによって引き起こされる断熱燃焼にかけられ、前記燃焼の領域の上方に配置された木片の柱が、前記ガスによって運ばれた過剰の熱を印加され、かつ、65°C以下の温度になるまでこのガスを漸次冷却し、それによって、温度の逆勾配を形成し、かつ、前記燃焼ガスに含有されている、特定金属粒子、タール粒子および有毒ガス粒子をこれらの木片との接触において、これらの木片上に析出させる凝縮を引き起こし、 全ての重金属を含まない非圧縮性の燃焼ガスを炉外に引き出し、 前記木片の発火を回避しかつ還元効果を増大させるべく、前記炉の下部に導入される前記燃焼ガス内の酸素含有量を非常に低くし、 前記木片の燃焼後に得られる木炭が、他の処理アプリケーションにおいて再利用されるように、還元された重金属および他の汚染成分を含んでいることを特徴とする処理木材の再利用プロセス。
IPC (5件):
C10B 53/02 ,  B27K 3/00 ,  F23G 5/033 ZAB ,  F23G 7/00 ZAB ,  F23J 15/06
FI (5件):
C10B 53/02 ,  B27K 3/00 ,  F23G 5/033 ZAB A ,  F23G 7/00 ZAB Z ,  F23J 15/00 K

前のページに戻る