特許
J-GLOBAL ID:200903008543237341

移動通信方式における認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220386
公開番号(公開出願番号):特開平6-069882
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 異なる事業者がサービスする移動通信網に移行した時にもサービスが受けられる、いわゆるローミングを行う際の加入者認証において、契約事業者との間で共有する移動加入者の認証鍵を移行先の事業者に漏らさないようにする。【構成】 移動加入者が、第一の事業者がサービスする第一の移動通信網で通信中に、他事業者がサービスする第二の移動通信網に移行して通信を続行する際、この第二の網で加入者認証を受けるために移動機識別番号を送信した時、第二の網はこの識別番号及び認証鍵を第一の網に送り、第一の網は第二の網に移動加入者と共有する認証鍵を直接送る代わりにこの受信した認証鍵で暗号化した信号を返送し、第二の網はこれを用いて認証を行うことにより、第一の事業者と移動加入者間で共有する認証鍵が第二の網に漏れることが防止できる。
請求項(抜粋):
移動局が正規の移動加入者であることを認証により確認した後にこの移動加入者と通信を開始する第一の移動通信網と、この移動通信網と通信回線で接続される第二の移動通信網とを含み、前記移動局と前記第一の移動通信網は前記移動局を認証するための第一の認証鍵を共有し、かつ前記移動局が前記第二の移動通信網とも接続資格を有する場合に前記第二の移動通信網が前記移動局の認証を行うための方法であって、前記移動局は前記第二の移動通信網に対してこの移動局の移動局識別番号を送信し、これを受けた前記第二の移動通信網はこの受信した移動局識別番号と第二の認証鍵を前記第一の移動通信網に送信するとともに前記第二の認証鍵を前記第一の認証鍵で暗号化した信号である認証信号を前記第一の移動通信網から受信したらこの認証信号と乱数値とを前記移動局に送信し、これを受けた前記移動局は予め具備している前記第一の認証鍵を用いて前記認証信号を復号して前記第二の認証鍵を復元した上でこの第二の認証鍵で前記乱数値を暗号化した信号である認証応答信号を前記第二の移動通信網に送信し、前記第二の移動通信網はこの認証応答信号により前記移動局の認証を行うことを特徴とする移動通信方式における認証方法。
IPC (4件):
H04B 7/26 109 ,  H04B 7/26 ,  H04L 9/06 ,  H04L 9/14

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