特許
J-GLOBAL ID:200903008543585056

エラー訂正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-196070
公開番号(公開出願番号):特開平7-050594
出願日: 1993年08月06日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】誤り訂正装置に於て消失(イレージャ)フラグが立っていてデータは正しい消失(空消失)を排除して消失フラグの信頼度を高めて訂正の効率を上げる。【構成】消失を訂正するユークリッドの復号法の復号器で消失(イレージャ)の信頼度を高め空消失(データが正しくて消失フラグが付加されているシンボル)を除外して順に誤りのみ復号からはじめて消失の数を順に増加させて消失位置多項式の次数を順次高めていき、シンドロームに乗算させて修正シンドローム多項式の次数を調べて判定条件を満たすまで消失を増加させて判定条件を満足して始めてユークリッドの互除法を用いて誤り-消失位置多項式、誤り-消失数値多項式を求めて誤りを訂正し復号器の訂正能力を向上させる。又、訂正できない条件をチエンサーチ回路にカウンター、比較回路を付加して訂正不能を検出する。
請求項(抜粋):
受信語のシンドローム多項式S(z)を求め、データ復調時の信頼度情報または2重符号化を用いる符号の前段の復号結果による消失情報によって消失の入るレジスターにより作成された消失位置多項式σε(z)を求め、しかるのちガロア演算器によってシンドロームと消失位置多項式を乗算して修正シンドローム多項式Sε(z)をSε(z)=σε(z)S(z)mod Z<SP>d-1</SP>(但しdは符号の最小距離)の演算式で演算して求め、ユークリッドの互除法によって誤り位置と誤り数値を求め誤りと消失を訂正する復号方法に於て、上記修正シンドローム多項式S(z)を計算し、このSε(z)の次数degSεと訂正しようとする消失個数Nrとの間にNr>deg Sε(z)の関係が成り立つときは消失の訂正のみを訂正するアルゴリズムで訂正し、Nr≦deg Sε(z)<(d-1)/2+(Nr/2)の関係が成り立つ時は訂正不能であることを示す信号を出力し、データ補間などの次善の策に委ね、deg Sε(z)≧(d-1)/2+(Nr/2)で且つNr≦deg Sε(z)の時はユークリッドの互除法を用いて誤り位置を求めて誤りと消失を訂正することを特徴とするエラー訂正方法。

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