特許
J-GLOBAL ID:200903008549820588

ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248557
公開番号(公開出願番号):特開平6-072340
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 操舵角に応じて転舵比が変化するステアリング装置を提供する。【構成】 ステアリングホイール12が回転操作されれば入力軸16が回転させられ、第一,第二外歯車46,48が第一,第二内歯車30,32に沿って転動する。ピニオン44は回転しつつラック50の軸方向に平行で入力軸16の軸心を通る第一,第二内歯車30,32の直径上を直線移動し、ラック50は、ピニオン44の直線運動による移動ストロークと回転による移動ストロークとの差だけ移動する。この移動ストロークは操舵角φ(入力軸16の回転角θの8倍)に対して正弦曲線的に増大し、操舵角φが増大するほど単位操作角Δφに対するラック50の移動ストロークが減少して転舵比が小さくなるため、操舵車輪56のかじ取り角の増大に伴うナックルアーム54の有効長さの減少に起因する転舵比の増大が打ち消され、操舵角φの大きい領域における操舵力が小さくて済むこととなる。
請求項(抜粋):
運転者により回転操作されるステアリングホイールと、当該ステアリング装置のハウジングと、そのステアリング装置のハウジングにより回転可能に支持され、前記ステアリングホイールの回転操作により回転させられる入力軸と、操舵車輪に連結されて直線運動する可動部材と、それら入力軸と可動部材との間に設けられ、入力軸の回転を可動部材の直線運動に変換する運動変換機構とを含むステアリング装置において、前記運動変換機構を、前記ステアリング装置のハウジングに前記入力軸の軸心を中心として固定的に設けられた内歯車と、前記入力軸にその軸心に対して偏心して設けられた偏心軸と、その偏心軸により回転可能に支持され、前記入力軸と前記偏心軸との偏心量に等しいピッチ円半径を有して前記内歯車と噛み合う外歯車と、その外歯車のピッチ円上から外歯車の回転軸線と平行に突出させられるとともに前記可動部材に係合させられる係合部材とを含むものとするとともに、前記外歯車を、前記ステアリングホイールが回転操作されない中立位置にある状態では前記係合部材と前記入力軸とが同心となる位相で前記内歯車に噛み合わせたことを特徴とするステアリング装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-153468
  • 特開平3-153468

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