特許
J-GLOBAL ID:200903008551892316
移動物体の抽出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081263
公開番号(公開出願番号):特開平9-270014
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 移動物体が相互にすれ違う場合でも誤りなく抽出すること。【解決手段】 画像中の複数移動物体を包含する輪郭モデル記憶部4に記憶されている輪郭モデルを変形する輪郭モデル変形部5と、輪郭モデルの自己交差を検知して輪郭モデルを複数に分裂させる輪郭モデル分裂部7と、複数の異なる輪郭モデルの相互交差を検知して異なる輪郭モデルを1つの輪郭モデルに統合する輪郭モデル統合部9と、所定の条件を満たす輪郭モデルの収縮変形を停止させる抽出完了判定部11と、輪郭モデルが囲む移動物体の特徴量を抽出し記憶する特徴量抽出記憶部と、前記特徴量により移動物体を照合する移動物体照合部とを備えたことにより、あらかじめ移動物体の数と概略の領域を与えることなしに複数の移動物体がすれ違う場合にも誤りなく、それらを自動的に抽出できる。
請求項(抜粋):
時系列で入力される画像を少なくとも2枚連続して記憶する画像記憶部と、前記画像から動きの情報を検出する動き検出部と、前記画像に含まれる少なくとも1つの移動物体を閉曲線で囲む輪郭モデルを構成する複数の輪郭候補点とその連結順序を記憶する輪郭モデル記憶部と、前記輪郭モデルを構成する輪郭候補点をその位置および前記画像から定義される評価関数を最小にする方向に移動することにより前記輪郭モデルを変形させる輪郭モデル変形部と、前期輪郭モデル変形部により変形された輪郭モデルの一部がその輪郭モデルの別の部分に接触または交差したか否かを判定する輪郭モデル自己交差判定部と、前記輪郭モデル自己交差判定部により接触または交差があると判定された場合に接触または交差部分で前記輪郭モデルを切断し複数の輪郭モデルに分裂させる輪郭モデル分裂部と、前記輪郭モデル記憶部に記憶されている複数の異なる輪郭モデルが相互に接触または交差したか否かを判定する輪郭モデル相互交差判定部と、前記輪郭モデル相互交差判定部により接触または交差があると判定された少なくとも2つの異なる輪郭モデルを1つの輪郭モデルに統合する輪郭モデル統合部と、所定の数の前記輪郭候補点についてその移動により前記評価関数が減少しない場合に前記輪郭候補点の移動を停止させて前記輪郭モデルの変形を停止し移動物体の抽出完了と判定する抽出完了判定部と、前記抽出完了判定部により変形を停止された前記輪郭モデルが囲む画像中の領域の特徴量を移動物体の特徴量として抽出し記憶する特徴量抽出記憶部と、前記特徴量抽出記憶部に記憶されている前記特徴量により異なる時刻の画像間で移動物体の対応付けを行う移動物体照合部とを備えたことを特徴とする移動物体の抽出装置。
IPC (4件):
G06T 7/20
, G06T 9/20
, G06T 7/00
, H04N 7/18
FI (4件):
G06F 15/70 410
, H04N 7/18 Z
, G06F 15/70 335 Z
, G06F 15/70 460 F
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