特許
J-GLOBAL ID:200903008554431743

偏光変換手段を備えた偏光化機能付面光源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹本 松司 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083717
公開番号(公開出願番号):特開平7-270792
出願日: 1994年03月31日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 明るい偏光光束を得ることが可能で、液晶表示装置のバックライト光源に好適な、偏光変換素子を備えた偏光化機能付面光源装置の提供。【構成】 1は一様な散乱能を有する楔形の光散乱導光体からなる平行光束化素子で、有効散乱照射パラメータE[cm-1]の値が0.5≦E≦50の範囲にあり、屈折率不均一構造の相関関数γ(r)をγ(r)=exp[-r/a](但し、rは光散乱導光体内の2点間距離)で近似した時の相関距離a[μm]の値が0.06≦a≦35の範囲にある。光入射面2から入射した光は、光取出面3から平行化された光束として出射される。空気層7を挟んで偏光分離板8が配置され、その外側には空気層9を挟んで光出射方向修正素子10が配置される。偏光分離板8はP偏光成分の大半を透過させ、S偏光成分の相当部分を平行光束化素子1に戻す。戻された光は平行光束化素子1内で偏光スクランブル作用を受けると共に、偏光変換素子ΣによりP偏光化され、平行光束化素子1からの再出射光のP偏光成分が再度取り出される。
請求項(抜粋):
光散乱能を規定する有効散乱照射パラメータE[cm-1]の値が0.5≦E≦50の範囲にあると共に、光散乱能を与える屈折率不均一構造の相関関数γ(r)をγ(r)=exp[-r/a](但し、rは光散乱導光体内の2点間距離)で近似した時の相関距離a[μm]の値が0.06≦a≦35の範囲にある楔形状断面を有する体積領域を含む光散乱導光体からなる平行光束化素子と、該平行光束化素子の前記楔形状断面の断面積が相対的に大きな方の端面側に配置された光供給手段と、前記平行光束化素子の光取出面に沿って延在するように配置され、偏光成分に依存した反射特性を有する透光性の偏光分離手段と、前記平行光束化素子の光取出面と相反する側の表面に沿って延在するように配置された偏光変換手段を含み、前記偏光変換手段が、両端面が二等辺直角三角形形状をなす3個の三角柱形状の体積領域要素を前記各要素に対応した三角柱の軸方向が互いに直交する3方向を向くように順次連結させた一体形状を有する複合プリズム領域を並列的に多数配列させた領域を含んでいることを特徴とする偏光変換手段を備えた偏光化機能付面光源装置。
IPC (2件):
G02F 1/1335 530 ,  G02B 5/30
引用特許:
審査官引用 (6件)
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