特許
J-GLOBAL ID:200903008555829945

嵌合型接続端子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-011724
公開番号(公開出願番号):特開2000-208231
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 低い挿入力と良好な圧着特性またははんだ付け性を有する嵌合型接続端子を簡易かつ低コストに製造することができる嵌合型接続端子の製造方法を提供する。【解決手段】 条材の両面に異なる厚さの錫めっきを施し、その条材から型材5を打ち抜く。嵌合部分となるタブ12については矢印A1にて示す向きに曲げ、電線との圧着部分となるワイヤバレル11については矢印A2にて示す向きに曲げる。すなわち、タブ12およびワイヤバレル11は相互に逆向きに曲げられることとなり、タブ12については薄い錫めっき層を外側にして曲げ加工を行い、ワイヤバレル11については厚い錫めっき層を外側にして曲げ加工を行う。タブ12の表面には薄い錫めっき層が形成され、挿入力が低減できる。一方、ワイヤバレル11の表面には厚い錫めっき層が形成され、圧着性が向上する。
請求項(抜粋):
雄部品と雌部品との嵌合によって電気的接触を得る嵌合型接続端子の製造方法であって、前記雄部品を作製するための板材の第1の面に所定の厚さの錫めっき層を形成する第1めっき工程と、前記板材の前記第1の面の裏側の第2の面に前記所定の厚さよりも薄い厚さの錫めっき層を形成する第2めっき工程と、前記板材から前記雄部品の型材を打ち抜く打抜き工程と、前記型材のうち前記嵌合による摺動部分については前記第2の面を外側にして曲げ加工を行い、電線との圧着部分またははんだ付け部分については前記第1の面を外側にして曲げ加工を行う曲げ加工工程と、を備えることを特徴とする嵌合型接続端子の製造方法。
Fターム (1件):
5E063GA08

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