特許
J-GLOBAL ID:200903008556384777

紫外線赤外線遮蔽ガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 精市 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095282
公開番号(公開出願番号):特開平9-278492
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 被膜の改質により透過率が部分的に向上した熱線反射ガラスを提供する。【解決手段】 ガラス板の表面に、順に、屈折率が1.8〜2.0の第1層、2.1以上の第2層および1.6〜2.0の第3層をこの順に形成し、これら各層には、すべて紫外線吸収性酸化物を含有させ、各層の膜厚を10〜100nmとして、波長370nmの紫外線透過率を30%以下、可視光透過率を70%以上として、かつ、ガラス板と比較した場合の日射透過率が5%以上低く、XYZ表色系におけるxおよびyが透過色において0.01以下、反射色において0.05以下とした紫外線赤外線遮蔽ガラス。
請求項(抜粋):
ガラス板と、このガラス板の相対する表面の一方に形成された被膜とからなり、この被膜は、前記ガラス板の側から順に第1層、第2層および第3層が積層されてなり、これら各層の膜厚が10〜100nmであり、各層すべてには紫外線吸収性酸化物が含有され、第1層の屈折率が1.8〜2.0、第2層の屈折率が2.1以上、第3層の屈折率が1.6〜2.0であって、波長370nmにおける紫外線透過率が30%以下であり、可視光透過率が70%以上であり、前記ガラス板よりも日射透過率が5%以上低く、前記ガラス板と比較した場合のXYZ表色系におけるxおよびyの差の絶対値が、透過色において0.01以下、被膜を形成していない側のガラス板表面についての反射色において0.05以下である紫外線赤外線遮蔽ガラス。

前のページに戻る