特許

J-GLOBAL ID：200903008561395710

カラー画像形成装置

発明者： 井野 利昭 ,  北川 高志 ,  太田 敏博 ,  永山 勝浩 ,  蚊崎 祐一 ,  川本 博司
出願人/特許権者： シャープ株式会社
代理人 (1件)： 西教 圭一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-370015
公開番号（公開出願番号）：特開2001-183889
出願日： 1999年12月27日
公開日（公表日）： 2001年07月06日
要約：

【要約】【課題】 複数の作像プロセス部をタンデムに配置し、転写電圧を順次大きくする場合に、最下流側の作像プロセス部の高湿度時の転写効率の低下を避ける。【解決手段】 タンデムに配置される複数の作像プロセス部30a〜30dによって、媒体搬送機構23のエンドレスベルト24上で搬送される記録媒体22上にトナー像が順次転写され、カラー画像に対応する多層のトナー像が形成される。制御部40は、各転写器35a〜35dに印加する転写電圧を、上流側から下流側にかけて順次増大させる。定着ガイド38の表面抵抗を電流計41によって計測し、環境の湿度が増大して表面抵抗値が低下するときには、最下流側の作像プロセス部30dの転写器35dに印加する転写電圧を増大させ、リークによる転写電圧の低下を補償し、転写効率の低下を防いで、良好なカラー画像を形成させる。

請求項（抜粋）：

シート状の記録媒体を個別に搬送する搬送機構に沿って、カラー画像の成分となる複数色の各色で現像剤の画像を形成する作像プロセス部を順次配置し、各色の現像剤の画像を順次記録媒体上に静電的に転写して、該記録媒体上にカラー画像を形成するカラー画像形成装置において、転写の際に印加する電界で生じる電気的な漏洩に関連する物理量を計測する計測手段と、各作像プロセス部に対して、記録媒体の搬送方向の上流側から下流側に、現像剤を静電的に記録媒体上に転写するための電界が順次増大するように、転写電界を印加する電源と、電源から最下流側の位置に配置される作像プロセス部に印加する転写電圧と、該最下流側の位置よりも1つ前の位置に配置される作像プロセス部に印加する転写電圧との差を、計測手段によって計測される電気的な漏洩に関連する物理量が予め定められる基準量に対して漏洩の増大に対応する側に移行するときに、該物理量が該基準量に対して漏洩の増大に対応する側に移行しないときよりも増大させるように制御する制御手段とを含むことを特徴とするカラー画像形成装置。

IPC (3件)：

G03G 15/01 114 ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/16

FI (3件)：

G03G 15/01 114 Z ,  G03G 15/00 303 ,  G03G 15/16

Fターム (28件)：

2H027DA01 ,  2H027DA13 ,  2H027DA14 ,  2H027DA50 ,  2H027EA03 ,  2H027EB04 ,  2H027EC06 ,  2H027EC20 ,  2H027ED16 ,  2H027ED17 ,  2H027ED24 ,  2H027EE07 ,  2H027EF09 ,  2H027JA11 ,  2H027JB30 ,  2H027JC03 ,  2H027JC14 ,  2H030AB02 ,  2H030AD05 ,  2H030AD16 ,  2H030BB44 ,  2H030BB54 ,  2H032AA05 ,  2H032BA18 ,  2H032BA27 ,  2H032CA01 ,  2H032CA13 ,  2H032CA14