特許
J-GLOBAL ID:200903008565176516

高気圧酸素治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-298342
公開番号(公開出願番号):特開平5-103765
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 チャンバ内の心筋梗塞患者へ圧力ガスを給する高気圧酸素治療装置に、特殊構成の圧力設定弁等を付設して、装置外で拍帯での血圧測定を可能とする。【構成】 圧力制御装置2で加圧ガスGが給送されるチャンバ1内の患者Aは拍帯を付け、そのゴムのう内圧力はチャンバ1に内設で外部から直視可能な圧力標示器4に指示される。圧力設定弁7のガス入口7aから圧力ガスGを導入して圧力作動子7mを作動し設定スプリング7bを押圧すると、ガス出口7iからはチャンバ1の内圧力に上記押圧により決る設定圧力を加えたガス圧が前記ゴムのうに加わる。従って上記内圧力が変化していても患者Aの血圧は、拍帯3の検出部3bと装置外で接続した血圧読取りタイミング検出装置5の電子音等により、コロトコフ音を確認し、この際の圧力標示器4による指示を読取ることで測知できる。
請求項(抜粋):
患者が出入可能にして、酸素または空気供給装置からの加圧ガスが、圧力制御装置により、所望の加圧状態となるよう供与自在とした高気圧治療用のチャンバと、当該チャンバ内の患者に巻装される拍帯と、当該拍帯の布帯に収納されたゴムのうと連通パイプにより連結され、かつ、上記チャンバ内にあって外部から指示値を直視可能なるよう設置した圧力標示器と、同上拍帯に付設された検出部からのコロトコフ音による電気信号がチャンバ内から外部へ導出のリード線により入力されて、電子音等による表示を行う血圧読取タイミング検出装置と、前記酸素または空気供給装置からの加圧ガスが、ガス入口から一次側室へ流入し、可動弁の開成により当該加圧ガスが流入する二次側室を有し、この二次側室のガス出口を前記拍帯のゴムのうに連通すると共に、上記二次側室とダイヤフラムアセンブリを介して隣設の気密室が、チャンバ内と連通されて、当該ダイヤフラムアセンブリに対する背ガス圧が加えられている圧力設定弁とを具備し、当該圧力設定弁の設定作動子を作動することにより、上記ダイヤフラムアセンブリに対し上記背ガス圧に加えて、機密室内の設定スプリングによる所望の押圧力を、調整自在なるよう印加し、同上ダイヤフラムアセンブリの押動により共動する前掲可動弁を、復動自在に開成することで、二次側室より拍帯のゴムのうに対して、前記の背ガス圧に重畳する前掲押圧力に対応した所望設定値のガス圧が加えられるようにしたことを特徴とする高気圧酸素治療装置。
IPC (4件):
A61B 5/0225 ,  A61B 5/00 102 ,  A61B 5/022 ,  A61G 10/02
FI (2件):
A61B 5/02 336 F ,  A61B 5/02 332 Z

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