特許
J-GLOBAL ID:200903008570178926

複合リング状ネットワーク制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049057
公開番号(公開出願番号):特開平7-264227
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 複数のリング状ネットワーク相互間を接続した複合リング状ネットワーク制御方式に関し、障害発生時の通信を継続できるように制御する。【構成】 同一の信号を両方向に送出する機能と、同一の信号を両方向から受信して何れか一方の受信側を選択するパススイッチ部1を有するチャネル部2と、STS信号レベル又はVT信号レベルでクロスコネクトするクロスコネクト部3とを備えた複数のノード4を伝送路5a,5bにより接続した複数のリング状ネットワーク6a,6b相互間を接続する。その場合のノードのチャネル部2相互間でDSn(n=1,1C,2,3)信号を伝送し、このチャネル部2相互間のDSn信号の障害発生時に、STS信号レベル(又はVT信号レベル)の警報表示信号STS-AIS(又はVT-AIS)を送出させる。他のノードのパススイッチ部1はこれを検出して正常な受信側に切替える。
請求項(抜粋):
同一の信号を両方向に送出する機能と、両方向からの同一の信号の何れか一方を選択して受信するパススイッチ部(1)とを有するチャネル部(2)と、受信した多重化信号を分離し、クロスコネクトを行った後多重化して送出し、且つ前記チャネル部(2)に対する前記信号の分岐及び挿入を行うクロスコネクト部(3)とを備えた複数のノード(4)を、多重化信号を伝送する伝送路(5a,5b)によってリング状に接続してリング状ネットワーク(6a,6b)を構成し、複数の該リング状ネットワーク(6a,6b)間を接続して全体として大きなリング状ネットワークを構成した複合リング状ネットワークに於いて、前記複数のリング状ネットワーク(6a,6b)間を接続する為のノードは、前記チャネル部(2)相互間を接続し、且つ該チャネル部(2)相互間に於ける障害発生時に、該チャネル部(2)から他のノードの前記パススイッチ部(1)に於いて検出できる障害発生信号を送出する構成を備え、前記障害発生信号により前記パススイッチ部(1)は、該障害発生信号を受信した受信側と反対の受信側を選択して、前記複数のリング状ネットワーク(6a,6b)間の障害を救済することを特徴とする複合リング状ネットワーク制御方式。

前のページに戻る