特許
J-GLOBAL ID:200903008576565182

水素製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-252704
公開番号(公開出願番号):特開平7-109104
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 炭化水素等と水蒸気との混合ガスから水蒸気改質反応により工業的規模で水素を製造する装置に関する。【構成】 ?@ 天井壁により頂部を閉じた直立外筒14と、その内側に順次多重配設された中筒18及び内筒16と、並びに内筒16の底部壁に配設された直立式燃焼バーナ46とを備えてなり、?A外筒14と中筒とが画成する第1環状空間部20と内筒内側の内筒中空部22とはそれぞれの頂部で連通し、更に中筒18と内筒16とは上部端縁同士が連結して閉じた環状連結頂部を有する第2環状空間部26を形成してなり、?B 第2環状空間部26には改質触媒Aを充填した触媒層が形成され、その触媒層には水素透過性の金属膜を有する外壁と内壁と環状頂部壁とを備えて第3環状空間部33を画成する二重水素透過筒34が第2環状空間部26と同心状に配置され、上端が開放されたスイープガス管36が第3環状空間部33に配設されてなる。
請求項(抜粋):
選択的な水素透過性の仕切り壁を透過させて水蒸気改質反応により生成した水素を分離、収集するようにした水素製造装置において、?@ 天井壁により頂部を閉じた直立外筒と、その内側に直立して順次多重配設された中筒及び内筒と、並びに内筒の底部壁に配設された直立式燃焼バーナとを備えてなり、?A 外筒と中筒とが画成する第1環状空間部と内筒内側の内筒中空部とはそれぞれの頂部で連通し、更に中筒と内筒とは上部端縁同士が連結して閉じた環状連結頂部を有する第2環状空間部を形成してなり、?B 第2環状空間部には改質触媒を充填した触媒層が形成され、その触媒層には無機多孔層上に水素透過性の金属膜を有する外壁と内壁と環状頂部壁とを備えて第3環状空間部を画成する二重水素透過筒が第2環状空間部と同心状にほぼ垂直に配置され、更に上端が開放されたスイープガス管が第3環状空間部に配設されてなり、?C 第2環状空間部下部から原料ガスを導入して触媒層を上昇させつつ高温下で水素に転化し、生成した水素を二重水素透過筒を透過させて選択的に分離、収集し、スイープガス管の下部から導入したスイープガスに透過水素を同伴させて第3環状空間部を経由してその下部からスイープガスと共に流出させるようにしてなることを特徴とする水素製造装置。
IPC (4件):
C01B 3/38 ,  B01D 53/22 ,  C01B 3/50 ,  H01M 8/06

前のページに戻る