特許
J-GLOBAL ID:200903008577618514

パワーステアリング装置の油圧リリーフ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-355151
公開番号(公開出願番号):特開平6-183359
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 パワーステアリング装置の油圧リリーフ機構を、ギヤ比の変更等諸元変更があった場合にも、簡単な部品の交換等で対応できるようにする。【構成】 サーボバルブを形成する入力軸2にウォーム23を設ける。ハウジング5の一部であって上記ウォーム23の設けられている付近に、円筒形状のスリーブ11を設ける。このスリーブ11に、供給ポート51及び排出ポート52に連なる連通路111、111’を設ける。また、スリーブ11内に、上記ウォーム23と噛合うウォームホィール13を有するシャフト12を設ける。このシャフト12の外周部に上記連通路111、111’に対応するように切欠溝121を設ける。【効果】 シャフト12に設けられた切欠溝121の溝幅を変更することによって、ステアリング装置の諸元変更に対処することができるため、溝幅の異なったシャフト12を用意し、これを交換するだけで諸元変更に対応できる。
請求項(抜粋):
ステアリングハンドルにつながる入力軸、当該入力軸に設けられたバルブランド部との間においてサーボバルブを形成するスリーブ弁、車輪に操舵力を伝達する出力軸、当該出力軸と上記入力軸との間を連結するトーションバー等からなるロータリ型サーボバルブ装置を有し、また、当該ロータリ型サーボバルブ装置の作動に基づいて、ポンプからの作動油を導入して作動するパワーシリンダ等からなるパワーアシスト部を有するとともに、上記パワーシリンダに導入される作動油の油圧が、上記ステアリングハンドルの操舵エンド時において高圧となった場合、当該高圧の作動油を逃がす(リリースさせる)ための装置を備えてなるパワーステアリング装置の油圧リリーフ機構において、上記入力軸にウォームを設け、当該ウォームと噛合うウォームホィールを有するシャフトを設け、当該シャフトの長手方向に切欠溝を設け、一方、上記ロータリ型サーボバルブ装置を収納するハウジングの一部であって、上記シャフトに設けられた上記切欠溝の在る付近に、上記ロータリ型サーボバルブ装置の供給ポートに連なる供給側通路及び排出ポートに連なる排出側通路を設け、更に、上記ステアリングハンドルの操舵エンド時、上記切欠溝、上記供給側通路及び上記排出側通路を介して上記供給ポートと上記排出ポートとが連通状態となるように配したことを特徴とするパワーステアリング装置の油圧リリーフ機構。
IPC (3件):
B62D 5/07 ,  B62D 5/12 ,  B62D 5/22

前のページに戻る