特許
J-GLOBAL ID:200903008581579299
信頼できないネットワークが存在する場合にロバストなIP/UDP/RTPヘッダ圧縮を達成するシステム及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-550961
公開番号(公開出願番号):特表2003-519965
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2003年06月24日
要約:
【要約】【課題】 信頼できないネットワークのパケットの紛失やエラーの発生時にIP/UDP/RTPヘッダを正しく再構成するためのロバストなIP/UDP/RTPヘッダ圧縮メカニズムが提供される。【解決手段】 上記ヘッダ圧縮メカニズムは、RFC2508に類似の処理を行うために実現された圧縮/解凍装置であるが、紛失の多い、エラーし易いネットワークで使用する際にロバスト性を処理できるように特別に設計された圧縮/解凍装置を含むことも可能である。上記ロバストなヘッダ圧縮方式の要件として、フィールドの2次差がノンゼロである場合、ノンゼロの2次差を持つ或る特定のRTTパケットを新しい1次差と共に伝送することが求められるだけでなく、(a)ある時間が、チャンネル特性(リンク・ラウンド・トリップ時間RTP/パケット間分離など)のような係数により予め定められているか、(b)新しい1次差が正しく受信された旨の肯定の確認が圧縮装置により受信される限り、上記新しい1次差と共に後続パケットの伝送も求められる。さらに、新しい1次差の通信時間中、対応するRTPフィールドがノンゼロの2次差を用いて再び変化した場合、これら2つの1次差を高い信頼性で通信する単純な手段としてこれら2つの1次差をまとめて後ろに付加することができるように“新しい”1次差は元の1次差と組み合わされる。
請求項(抜粋):
データ・ネットワークにおいて、 帯域限定リンクを介して伝送されるデータ・パケットのヘッダの圧縮/解凍を行うヘッダ圧縮/解凍装置を具備する第1のノードと、 前記帯域限定リンクを介して伝送されるデータ・パケットのヘッダの圧縮/解凍を行うヘッダ圧縮/解凍装置を具備する第2のノードと、を具備し、 変化しないフィールドのコンテキスト状態を最初に確立し、さらに、前記第1のノードと前記第2のノードのうちの一方の圧縮装置と、前記第1のノードと前記第2のノードのうちの他方の解凍装置との間の変化するフィールドの1次差を確立し、次いで、任意のフィールドの2次差がノンゼロであるとき、新しい1次差と共にノンゼロの2次差を持つ特定パケットを、上記新しい1次差が受信された旨の肯定の確認が上記圧縮装置により受信されるまで、もしくは、所定期間の期限切れまで、上記新しい1次差を持つ当該後続パケットと共に伝送することにより、ヘッダの圧縮と再構成とを行うことを特徴とするデータ・ネットワーク。
IPC (2件):
H04L 29/06
, H04L 12/56 230
FI (2件):
H04L 12/56 230 Z
, H04L 13/00 305 B
Fターム (13件):
5K030HA08
, 5K030HB12
, 5K030HB15
, 5K030LA07
, 5K030LD08
, 5K034AA05
, 5K034DD01
, 5K034EE11
, 5K034HH01
, 5K034HH02
, 5K034HH05
, 5K034HH12
, 5K034HH61
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