特許
J-GLOBAL ID：200903008582611285

高強度肌焼鋼

発明者：
田中 高志

田中 高志 について


出願人/特許権者：
山陽特殊製鋼株式会社

山陽特殊製鋼株式会社 について


代理人 (1件)： 横井 健至
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-096908
公開番号（公開出願番号）：特開2004-300550
出願日： 2003年03月31日
公開日（公表日）： 2004年10月28日
要約：
【課題】高価な合金元素の添加を抑え、かつ高濃度浸炭処理、真空浸炭処理、ショットピーニング、研削加工などの特殊な表面処理を行うことなく疲労強度、耐ピッチング性、衝撃強度のいずれも優れる肌焼鋼を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.40〜1.50%、Mn:0.30〜2.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:0.50〜3.00%、Ti:0.02〜0.30%、B:0.0005〜0.0050%、N:0.0150%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる高強度肌焼鋼で、この鋼はB添加により衝撃強度を大幅に向上させ、かつTi添加により鋼中に微細なTiCを分散させ、さらにSi添加により浸炭時に生成する粒界酸化層深さを浅くしたので焼戻軟化抵抗性に優れている。【選択図】 なし
請求項（抜粋）：
質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.40〜1.50%、Mn:0.30〜2.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:0.50〜3.00%、Ti:0.02〜0.30%、B:0.0005〜0.0050%、N:0.0150%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、B添加により衝撃強度を大幅に向上させ、かつTi添加により鋼中に微細なTiCを分散させ、さらにSi添加により浸炭時に生成する粒界酸化層深さが浅いことと焼戻軟化抵抗性に優れたことを特徴とする高強度肌焼鋼。
IPC (4件)：
C22C38/00 ,  C22C38/38 ,  C22C38/58 ,  C23C8/22
FI (5件)：
C22C38/00 301N ,  C22C38/00 301H ,  C22C38/38 ,  C22C38/58 ,  C23C8/22
Fターム (3件)：
4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06
引用特許：
審査官引用 (3件)

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