特許

J-GLOBAL ID：200903008586633852

画像読み取り装置

発明者： 楠本 啓二
出願人/特許権者： ミノルタ株式会社
代理人 (1件)： 青山 葆 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-084067
公開番号（公開出願番号）：特開平10-285350
出願日： 1997年04月02日
公開日（公表日）： 1998年10月23日
要約：

【要約】【目的】 光源が経時劣化で局所的に光量低下したときに、機能停止を防ぎつつ、光量が確保できる範囲内の原稿読み取りを実行して、画像読み取り動作を最大限続行できる画像読み取り装置を提供する。【構成】 画像処理ユニット20を制御するCPU102が、画質保証範囲下限レベルL2を下回るデータの主走査方向の位置を検出し(#2230)、さらに、下限レベルL2以上の領域に載置した原稿中央131Aの基準マークH10に対する位置ずれ量と方向を算出し、この算出したずれ量と方向を相殺するように、原稿131を読み取った画像データをシフトさせる。したがって、画質保証できる領域を判断して、不良画像の出力を極力抑えることができ、かつ、画像読み取り機能の途中停止を回避できる。

請求項（抜粋）：

光源で原稿を照明して、原稿の画像情報を読み取る画像読み取り装置において、上記光源で照明された基準読み取り対象から読み取った基準読み取り情報が、画質保証範囲内にあるか否かを判断して、原稿読み取り時に画質保証範囲内にある画質保証領域を検出する画質保証領域検出手段と、上記原稿の画像情報を読み取る領域を、上記画質保証領域内に制限する読み取り領域制限手段とを備えたことを特徴とする画像読み取り装置。