特許
J-GLOBAL ID:200903008609886796

溶融金属の連続鋳造方法および浸漬ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-280282
公開番号(公開出願番号):特開平7-112250
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、本願発明者の発明に係る新しい浸漬ノズルを用いた溶融金属、特に溶鋼の連続鋳造方法に関するものであり、連続鋳造鋳片内部の介在物欠陥を減少させるための連続鋳造方法を目的とする。【構成】 予め与えられた鋳片厚み、鋳片の巾及び鋳造速度に対して、所定の数式により鋳型内表面の溶融金属の流速を所定の範囲になるような寸法を有する浸漬ノズルを選択し、この浸漬ノズルにより連続鋳造を行なう連続鋳造方法である。上記浸漬ノズルは、縦孔の下部には鋳型巾方向に向かう少なくとも一対の溶融金属の吐出孔と、縦孔底部が下向きに凸である内面となっている底部と、その底部に上記吐出孔と連通していないスリット開口部を備えた浸漬ノズルである。
請求項(抜粋):
下記の工程を備えていることを特徴とする溶融金属の連続鋳造方法。(a)鋳片の厚み(T:m ),鋳片の巾(W:m )及び鋳造速度(Q:ton/min)に対して、下式によりVが13〜20であるような吐出孔面積(Sl :m 2) 、全吐出孔面積(S:m 2) 、底部スリット開口間隙(w:m )及び吐出孔角度(α:度)を計算する工程と、V=3.36×10-3・(0.22 /T) ・(0.72 W+0.14)×Q2.4 ・(2Sl /S) -0.12 ・w-2.15 ・( Sl )0.9・α-0.65(b)浸漬ノズルであって、内部縦孔の下部には少なくとも一対の鋳型巾方向に向かう下向きの溶融金属の吐出孔と、縦孔底部が下向きに凸である内面となっている底部と、該底部に前記吐出孔と連通していないスリット開口部をそなえている浸漬ノズルの内から、前記計算した吐出孔面積(Sl :m 2) 、全吐出孔面積(S:m 2) 、底部スリット開口間隙(w:m )及び吐出孔角度(α:度)を有する浸漬ノズルを選択する工程と、(c)前記選択した浸漬ノズルを用いて溶融金属を連続鋳造する工程。
IPC (3件):
B22D 11/10 330 ,  B22D 11/18 ,  B22D 41/50 520

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