特許
J-GLOBAL ID:200903008614393749

船舶災害のリスク評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 景介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-093054
公開番号(公開出願番号):特開2002-288386
出願日: 2001年03月28日
公開日(公表日): 2002年10月04日
要約:
【要約】【課題】 結果解析のシミュレーションを実施するための災害進展シナリオの数を削減しながら人命損失の推定確度を向上可能な実用性の高い船舶災害のリスク評価方法を得る。【解決手段】 船舶の安全性を確率論的に評価する際のリスク評価に用いられる船舶災害のリスク評価方法であって、評価対象の災害で想起されるイベントの中で結果に影響を与える要素に対してイベントツリーを作成し(S101)、このイベントツリーから得られたイベントシーケンス毎に災害抑止対策に対する成功時間の確率密度関数を作成するとともに(S105)、イベントツリーを複雑にする場合分けの要素をイベントツリーの外に出す(S106)。そして、確率密度関数に基づいて災害進展のシミュレーション及び避難シミュレーションを実行する(S107)。さらに、前記各シミュレーションの結果を基に各イベントシーケンスのリスクの上限と下限を求め(S110)、その各々の値から全体の災害リスクの上限と下限を求める(S111)ことによりリスクを評価する。
請求項(抜粋):
船舶の安全性を確率論的に評価する際のリスク評価に用いられる船舶災害のリスク評価方法において、評価対象の災害で想起されるイベントの中で結果に直接影響を与える要素で、かつ互いの成功と失敗に影響を与える要素のみに対してイベントツリーを作成し、前記イベントツリーから得られたイベントシーケンス毎に災害抑止対策に対する成功時間の確率密度関数を作成するとともに、得られたすべてのシーケンスに同様の分岐をもたらしてイベントツリーを複雑にする場合分けの要素をイベントツリーの外に出し、それらの要素の組合せ毎に、前記確率密度関数に基づいて災害進展のシミュレーション及び避難シミュレーションを実行し、前記各シミュレーションの結果をもとに各イベントシーケンスのリスクの上限と下限を求め、その各々の値から全体の災害リスクの上限と下限を求めることによりリスクを評価することを特徴とする船舶災害のリスク評価方法。
IPC (2件):
G06F 17/60 150 ,  G06F 19/00 110
FI (2件):
G06F 17/60 150 ,  G06F 19/00 110

前のページに戻る