特許
J-GLOBAL ID:200903008616562971
茶の加熱処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
瀬川 幹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-338065
公開番号(公開出願番号):特開平9-154488
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、非回転の胴に対して渫上げ部材で茶を動かして上部へ排気させることにより、少ない燃料消費で茶をむらさないように加熱処理することが可能で、しかも、熱風を併用した加熱処理も簡便に行える茶の加熱処理装置を提供する。【解決手段】荒茶を回転胴に収容して外部からの加熱、または、内部の熱風流通により乾燥して水分の減少と香味の向上とを計る茶の加熱処理装置において、荒茶を収容する胴1は非回転型で、その底3は二つ半円溝3a、3aがその延長面3b、3bの一部を重複するように並ぶものであり、前記底3の下側には二つの半円溝3a、3aの接合部に対応させて加熱器7を配設し、前記胴1内には前記二つの半円溝3a、3aの中心に設けた軸8、8により回転範囲の一部分が重複するように回転されて胴1の中央部へ茶を渫上げる渫上げ部材10、10を配設し、この渫上げ部材10、10により茶が渫上げられる部分に対応させて前記胴1の上部に排気口12を開口させる。
請求項(抜粋):
荒茶を回転胴に収容して外部からの加熱、または、内部の熱風流通により乾燥して水分の減少と香味の向上とを計る茶の加熱処理装置において、荒茶を収容する胴は非回転型で、その底は二つ半円溝がその延長面の一部を重複するように並ぶものであり、前記底の下側には二つの半円溝の接合部に対応させて加熱器を配設し、前記胴内には前記二つの半円溝の中心に設けた軸により回転範囲の一部分が重複するように回転されて胴の中央部へ茶を渫上げる渫上げ部材を配設し、この渫上げ部材により茶が渫上げられる部分に対応させて前記胴の上部に排気口を開口させたことを特徴とする茶の加熱処理装置。
引用特許:
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