特許
J-GLOBAL ID:200903008618211653

フレームレス回転電機の固定子鉄心の製造方法及びそれに用いる端面保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285908
公開番号(公開出願番号):特開平6-141515
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 端板及びそのいんろう部の機械加工を必要とせずに、フレームレス回転電機の固定子鉄心を製造すること。【構成】 面板21,22、積厚公差に加工された調整パイプ23及びボルト24からなる端面保護装置20を用い、この端面保護装置20の各構成要素にワニス付着防止用離型剤を塗布してから、面板21,22を固定子鉄心積層体11の両端部にいんろう基準で取り付け、面板21,22間に調整パイプ23を挿入してこれにボルト24を通し、基準トルクで締め付け固定する。その後、コイル嵌め込み、ワニス処理及び乾燥を行い、端面保護装置20を取り外す。相手のブラケットにはいんろう部12,13を用いて固定子鉄心積層体11を直接嵌合する。
請求項(抜粋):
フレームレス回転電機の固定子鉄心を製造する方法において、(1)ブラケットのいんろう部に嵌合するいんろう部を両端部に有する固定子鉄心積層体をかしめ積層により形成する工程と、(2)端面保護装置を構成する、コイルが通る開口部を有し固定子鉄心積層体より大径の面板と、固定子鉄心の積厚公差に加工された棒状部材と、この棒状部材に面板を締め付け固定するねじ止め部材とにワニス付着防止用離型剤を塗布する工程と、(3)離型剤塗布後の面板、棒状部材及びねじ止め部材を用い、面板はいんろう基準により固定子鉄心積層体の両端部に取付け、棒状部材は固定子鉄心積層体の外部にて面板間に配置し、面板をねじ止め部材により棒状部材に締め付け固定して端面保護装置を固定子鉄心積層体に取り付ける工程と、(4)端面保護装置の取り付け後、固定子鉄心積層体へのコイルの嵌め込み、ワニス処理及び乾燥を行う工程と、(5)乾燥後、固定子鉄心積層体から端面保護装置を取り外す工程と、を含むことを特徴とするフレームレス回転電機の固定子鉄心の製造方法。
IPC (2件):
H02K 15/02 ,  H02K 1/18

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