特許
J-GLOBAL ID:200903008633335121

制御棒駆動機構及び制御棒駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186321
公開番号(公開出願番号):特開平11-030682
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】電動駆動と水圧駆動の2つの駆動手段を備え、かつ、燃料集合体間のギャップが狭い炉心に用いた場合でも制御棒動作の信頼性を維持できる制御棒駆動機構及びこれを用いた制御棒駆動システムを提供する。【解決手段】制御棒駆動機構12は、駆動電動機23と、この駆動電動機23の回転力をボールナット24の上下動に変換するボールねじ機構25と、このボールナット24の上部に載置されるとともに、上部がバイオネットカップリング18を介し制御棒15の下端と連結された中空ピストン16と、スクラム時に中空ピストン16を上昇させるための高圧水を導入する導入手段としての挿入配管26と、ボールナット24及び中空ピストン16内にそれぞれ埋め込まれ、これらボールナット24とピストン16とを所定の磁力で結合可能な磁力結合手段としての永久磁石28,29とを備えている。
請求項(抜粋):
電動機と、この電動機の回転力をボールナットの上下動に変換するボールねじ機構と、このボールナットの上部に載置されるとともに上部が沸騰水型原子炉の制御棒と連結されたピストンと、スクラム時に前記ピストンを上昇させるための高圧水を導入する導入手段とを備え、前記制御棒を駆動し炉心への挿入・引き抜きを行う制御棒駆動機構において、前記ボールねじ機構のボールナット及び前記ピストンの少なくとも一方に、これらボールナットとピストンとを所定の磁力で結合可能な磁力結合手段を設けたことを特徴とする制御棒駆動機構。

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