特許
J-GLOBAL ID:200903008645786714

熱可塑性ポリエステル樹脂、それからの絶縁電線、電気絶縁ケーブル及び熱収縮チューブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 穣 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-285858
公開番号(公開出願番号):特開2000-095846
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ 酸成分(A) として、(A1)芳香族ジカルボン酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸、(A2)脂肪族オキシカルボン酸、(A3)不飽和脂肪族ジカルボン酸を、グリコール成分(B) として脂肪族ジオールをモノマー単位として含有してなる一般式(1) 若しくは一般式(2) で示される熱可塑性ポリエステル樹脂であり、溶融指数が1〜50である熱可塑性ポリエステル樹脂。?A (A1) と(A2)の比率が80/20〜50/50で、(A3)の酸成分(A) 中のモル分率が0.5〜10%であること。?B 該熱可塑性ポリエステル樹脂組成物を用いた絶縁電線、薄肉高強度絶縁電線、電気絶縁ケーブル、熱収縮チューブ。【化1】【化2】【効果】 柔軟性、難燃性、耐熱老化性に優れるポリエステル樹脂が得られ、該樹脂を用いると、更に耐摩耗性にも優れる電線、絶縁ケーブル、熱収縮チューブが得られる。
請求項(抜粋):
酸成分(A) として、(A1)芳香族ジカルボン酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸、(A2)脂肪族オキシカルボン酸、(A3)分子内に炭素-炭素不飽和結合を有する脂肪族ジカルボン酸をモノマー単位として含有し、且つグリコール成分(B) として脂肪族ジオールをモノマー単位として含有してなる一般式(1) 若しくは一般式(2) で示される熱可塑性ポリエステル樹脂であり、且つ溶融指数(MI:230°C、荷重2.16kg下で)が1〜50であることを特徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂。【化1】(ここに、Ra1は芳香族及び/又は脂肪族の炭化水素基(モノマー(A1)由来)、Ra2は炭化水素基(モノマー(A2)由来) 、Ra3は脂肪族のC=C結合を有する炭化水素基(モノマー(A3)由来) 、Rbは炭化水素基(モノマー(B) 由来)であり、m、n、qは正の整数である。)【化2】(ここに、Ra1は芳香族及び/又は脂肪族の炭化水素基(モノマー(A1)由来)、Ra2は炭化水素基(モノマー(A2)由来) 、Ra3は脂肪族のC=C結合を有する炭化水素基(モノマー(A3)由来) 、Rbは炭化水素基(モノマー(B) 由来)であり、l、m、nは正の整数である。)
IPC (7件):
C08G 63/52 ,  C08L 67/06 ,  H01B 3/42 ,  H01B 7/00 301 ,  B29C 47/02 ,  B29K 67:00 ,  B29L 23:00
FI (5件):
C08G 63/52 ,  C08L 67/06 ,  H01B 3/42 D ,  H01B 7/00 301 ,  B29C 47/02

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