特許
J-GLOBAL ID:200903008648218547

冷熱発生装置の運転方法及び冷熱発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-352164
公開番号(公開出願番号):特開平9-178293
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 水素吸蔵合金収容容器において顕熱が回収されず、水素吸蔵合金重量当たりの水素移動量が少ないので、エネルギー効率に劣ると共に、早期に実際の冷熱の取り出しに移行することができない。【解決手段】 低温側の水素吸蔵合金収容容器2,4の熱媒体通路2a,4a同士を接続する低温側顕熱回収回路23を設け、第1冷凍工程B1と第2冷凍工程B2との間の相互の切換えに際し、該低温側顕熱回収回路23内に低温用熱媒体を循環させることにより低温側の水素吸蔵合金収容容器2,4の間で顕熱を回収する顕熱回収工程C1,C3を行い、該顕熱回収工程C1,C3に当たり、水素管21,22によつて第1,2対の水素吸蔵合金収容容器1,2、3,4同士を連通させる。
請求項(抜粋):
熱媒を選択的に供給する熱媒体通路(1a,2a,3a,4a)が付属され、水素吸蔵合金を収容する偶数個の水素吸蔵合金収容容器(1,2、3,4)の所定の2個同士を、水素管(21,22)によつて接続させて第1,2対を形成し、各対の一方の水素吸蔵合金収容容器(1,3)の各熱媒体通路(1a,3a)を熱源(40)又は冷熱源(41)に選択的に接続して高温用熱媒体を供給可能として高温側とし、各対の他方の水素吸蔵合金収容容器(2,4)の各熱媒体通路(2a,4a)を被冷却部(60)又は冷却源(61)に選択的に接続して低温用熱媒体を供給可能として低温側とすると共に、第2対の他方の水素吸蔵合金収容容器(4)で水素放出による冷熱の取り出しを行つている間に第1対の他方の水素吸蔵合金収容容器(2)で水素を回収して蓄える第1冷凍工程と、第1対の他方の水素吸蔵合金収容容器(2)で水素放出による冷熱の取り出しを行つている間に第2対の他方の水素吸蔵合金収容容器(4)で水素を回収して蓄える第2冷凍工程とを交互に繰り返すことにより、被冷却部(60)への冷熱を取り出す冷熱発生装置の運転方法であつて、低温側の水素吸蔵合金収容容器(2,4)の熱媒体通路(2a,4a)同士を接続する低温側顕熱回収回路(23)を設け、第1冷凍工程(B1)と第2冷凍工程(B2)との間の相互の切換えに際し、該低温側顕熱回収回路(23)内に低温用熱媒体を循環させることにより低温側の水素吸蔵合金収容容器(2,4)の間で顕熱を回収する顕熱回収工程(C1,C3)を行い、該顕熱回収工程(C1,C3)に当たり、水素管(21,22)によつて第1,2対の水素吸蔵合金収容容器(1,2、3,4)同士を連通させることを特徴とする冷熱発生装置の運転方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-091661
  • 冷房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-150062   出願人:三洋電機株式会社

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