特許
J-GLOBAL ID:200903008648991912

液圧作動加圧加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139437
公開番号(公開出願番号):特開平10-314999
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【目的】 液圧ポンプからの作動液を受けて作動する液圧シリンダにより加圧加工を行うもので、加工作動の際の動力損失を小さくする。【構成】 液圧ポンプと液圧シリンダを閉回路接続し、液圧ポンプを駆動する電動機のために、インバータを介して電動機を給電制御して、電動機の速度、変位を調整可能な電動機駆動装置を備えるとともに、この駆動装置を制御する制御装置を備えており、制御装置により、加圧力が目標加圧力より小さい前設定値に達すると液圧シリンダを所定速度に減速させ、加圧力が目標加圧力に達すると液圧シリンダのこのときの位置を保ち、また、この位置を保っている間に加圧力と目標加圧力の偏差が所定より大きくなると、これを解消するように、液圧シリンダを前進又は後退させるよう、電動機駆動装置を介して、電動機を駆動するようにした。
請求項(抜粋):
加圧加工操作のため液圧ポンプに閉回路接続され液圧ポンプからの圧液により作動する液圧シリンダと、液圧ポンプを駆動する電動機と、インバータを介して電動機を給電制御し、電動機の速度、変位が入力する設定信号に応じた値となるよう調整する電動機駆動装置と、電動機駆動装置へ設定信号を出力する制御装置とを備え、制御装置は、加圧力が目標加圧力よりも小さい前目標値に達することを検出する第1の加圧力検出機構と、第1の加圧力検出機構で加圧力が前目標値に達したことを検出して作動され、液圧シリンダの前進速度を前目標値に達する前よりも小さい速度とする第1の速度設定信号を出力する低速信号発生機構と、液圧シリンダの作動位置を保つように変位設定信号を出力する定位置信号発生機構と、低速信号発生機構からの第1の速度設定信号に基づき液圧シリンダが作動しているとき加圧力を検出してこれが目標加圧力に達したことを検出すると、このときの液圧シリンダの作動位置を保つよう定位置信号発生機構を作動させる第2の加圧力検出機構と、液圧シリンダの加圧力が目標加圧力よりも、所定より大きいときには反加圧方向への第2の速度設定信号を、また所定より小さいときには加圧方向への第3の速度設定信号を出力する補正機構と、定位置信号発生機構が作動しているとき加圧力と目標加圧力との偏差を検出し偏差が所定以上に大きくなると補正機構を作動させる第1の加圧力偏差検出機構と、補正機構が作動しているとき加圧力と目標加圧力との偏差を検出し偏差が所定より小さくなるとこのときの液圧シリンダの作動位置を保つよう定位置信号発生機構を作動させる第2の加圧力偏差検出機構とを有し、第2の速度設定信号は、第1及び第3の速度設定信号よりも、小さな液圧シリンダ速度をもたらすように選定された液圧作動加圧加工装置。
IPC (4件):
B30B 15/22 ,  B30B 1/32 ,  B30B 15/00 ,  B30B 15/20
FI (4件):
B30B 15/22 C ,  B30B 1/32 F ,  B30B 15/00 B ,  B30B 15/20 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭59-199199
  • 特開昭63-023002

前のページに戻る