特許
J-GLOBAL ID:200903008656102604

アースドリルのケリーバ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-218569
公開番号(公開出願番号):特開2000-034879
出願日: 1998年07月16日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 筒体の内周面を機械加工することなく筒体の内周面に溝長さの大きなトルク伝達用溝を形成する。【解決手段】 サードケリーバ22を構成する下側円筒体22Bに複数の貫通穴24を設けると共に、各円弧状プレート25に貫通穴26を設け、円弧状プレート25の貫通穴26に挿嵌した円板27を、下側円筒体22Bの貫通穴24に挿嵌することにより、下側円筒体22Bの内周面に円弧状プレート25を固着し、各円弧状プレート25間にトルク伝達用溝28を形成する。このため、各円弧状プレート25の長さを寸法を大きくすることにより、大型の工作機械等を用いて下側円筒体22Bの内周面を切削することなく、溝長さの大きなトルク伝達用溝28を形成することができる。
請求項(抜粋):
同軸上に配設され互いに伸縮可能となった複数の筒体と、前記各筒体のうち最内周側に位置する筒体に取付けられ、トルクが付与されることにより縦穴を掘削する掘削バケットと、前記各筒体のうち最外周側に位置する筒体にトルクを与えるトルク付与手段と、前記トルク付与手段によるトルクを最外周側の筒体から前記掘削バケットに伝達するため前記各筒体間に設けられたトルク伝達部とからなるアースドリルのケリーバ装置において、前記トルク伝達部は、前記各筒体のうち外側の筒体に対応する曲率をもって円弧状に湾曲され、前記外側の筒体の内周面に周方向に一定の間隔をもって固着された複数の円弧状プレートと、前記外側の筒体の内周側に位置して前記各円弧状プレート間に形成されたトルク伝達用溝と、前記各筒体のうち内側の筒体の外周面に設けられ、前記トルク伝達用溝に係合するトルク伝達用突起とから構成したことを特徴とするアースドリルのケリーバ装置。

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