特許
J-GLOBAL ID:200903008660277397

気体溶解調整器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-310293
公開番号(公開出願番号):特開2004-105938
出願日: 2002年09月18日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】加圧気液混合液をエジェクターノズルで噴射させる事で多量の水泡の塊にし、その水泡と水泡の表面液体に圧力気体を瞬間的に溶解させ、高濃度溶解液を作る事ができる。又、混入気体を無駄なく完全に溶解する事ができ、動植物の酸素供給や化学工場における溶解反応槽等に利用できる高効率の気体溶解調整器を提供する。【解決手段】a・円筒状側壁の接線方向からエジェクターノズル3bを取り付けた円筒状部3と、b・円筒状部3の最上部からエジェクターノズル3bに繋がったエジェクター自吸パイプ3cと、c・円筒状部3の下部から縮径して接続された安定溶解縮径部3Dと、d・安定溶解縮径部3Dの下部から拡径して接続された円筒状通水部4と、e・円筒状通水部4の下部に接続された排液部5と、を備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
加圧ポンプ吸引側から適量の気体を自吸させるか、又は加圧ポンプ吐出側から適量の気体を圧入して加圧気液混合液を作り、前記加圧気液混合液を、円筒状側壁の中部又は下部の接線方向からエジェクターノズル(単数及び複数)を通して加圧気液混合液より減圧に調整された円筒状内へ、噴射供給する事で気液混合液は液泡になり(例えば水泡、以下水泡と言う)、その水泡を前記エジェクターノズルからの噴射力による旋回渦流で破壊し、溶解液体と未溶解気体に分離させ、その未溶解気体を円筒状最上部からエジェクター自吸パイプで還流自吸させる事で、前記エジェクターノズルから更に多量の水泡の塊を発生させ、水泡と水泡の薄い表面液体に、水泡内の気体を瞬間的に溶解させることの出来る円筒状部と、更にその機能を安定維持する為に前記円筒状部の下部に連設された前記円筒状部径より1/3位に縮径する安定溶解縮径部と、前記安定溶解縮径部の下部から前記円筒状部径1/2位の径に拡径され連設された円筒は、溶解液を下降旋回させて排液部へ、未溶解気泡を前記円筒状内へ分離させる円筒状通水部と、前記排液部に前記円筒状通水部内の旋回流中心付近を停滞旋回させる円筒状気体止め部と、前記気体溶解調整器内を所望の減圧に調整し、溶解濃度及び排出流量を調整できる圧力流量調整弁(インバーターで排出流量調整できるポンプも含む)と、を有することを特徴とする気体溶解調整器。
IPC (4件):
B01F5/00 ,  B01F1/00 ,  B01F3/04 ,  C02F3/20
FI (5件):
B01F5/00 G ,  B01F1/00 A ,  B01F3/04 A ,  C02F3/20 A ,  C02F3/20 Z
Fターム (6件):
4D029AA09 ,  4D029AB03 ,  4D029AB06 ,  4G035AA02 ,  4G035AB15 ,  4G035AC44

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