特許
J-GLOBAL ID:200903008664110675

電線接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128205
公開番号(公開出願番号):特開平8-321332
出願日: 1995年05月26日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【構成】 軟銅から成る複数の素線1による電線2の圧着部を圧着端子3により圧着するに先立ち、軟銅よりも柔らかい錫または鉛または半田から成る金属粉4及び、軟銅よりも硬い硬質導電粉末である銅またはニッケルまたはタングステンまたはモリブデンのいずれかの金属の粉末5を電線2の圧着部に塗布しておく。【効果】 素線材料よりも柔らかい金属粉4の塗布により、圧着時に金属粉4が変形して素線1の表面に凝着しながら各素線1間の隙間が埋められるため、各素線1間及び素線1-圧着端子3間の接触面積を大きくして接触抵抗を低下することができ、素線材料よりも硬い金属の粉末5の塗布により、圧着時に金属粉末5が素線1に食い込んで電線2の表面の汚染被膜4が突き破られるため、電線2の汚染を除去でき、接触抵抗の低い良好な金属接合を得ることができ、しかも安定した汚染被膜除去効果及び量産時の優れた性能再現性を得ることができる。
請求項(抜粋):
複数の素線から成る電線の圧着部を圧着端子により圧着する際に、前記素線材料よりも柔らかい金属粉及び前記素線材料よりも硬い硬質導電粉末を前記圧着部に塗布しておくことを特徴とする電線接合方法。

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