特許
J-GLOBAL ID:200903008664422103

帯域拡散信号受信機の周波数誤差補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295891
公開番号(公開出願番号):特開平7-154300
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】 AFCを使用せず、デイジタル処理で周波数誤差を補正する。【構成】 復調のための逆拡散用相関検出部17を駆動するチップクロックに対し、正、負に周波数がわずかずらされたクロック信号を生成部47で作り、これらクロックで相関検出部48,49を駆動して準同期直交検波出力を逆拡散する。その各出力の振幅を2乗した成分を作り、その各出力をしきい値と判定部53,54で比較し、その出力を逆相で加算して相関ピーク出力を得、これを予め記憶したテーブルで周波数ドリフトに変換し、その出力を平均化して雑音を除去し、逆拡散出力に乗算器25で複素乗算して周波数補正する。
請求項(抜粋):
帯域拡散入力信号を第1相関検出部で逆拡散する帯域拡散信号受信機における周波数誤差を補正する装置において、前記第1相関検出部を駆動するチップクロック信号に対してそれぞれ正負に周波数ドリフトしたクロック信号を生成するクロック信号生成部と、前記各ドリフトしたクロック信号により駆動され、前記帯域拡散入力信号を逆拡散する第2,第3相関検出部と、これら第2,第3相関検出部の出力信号の振幅2乗成分をそれぞれ求める第1,第2振幅2乗生成部と、これら第1,第2振幅2乗成分生成部の出力信号を予め設定したレベルとの比較をそれぞれ行う第1,第2しきい値判定部と、これら第1,第2しきい値判定部の出力信号をそれぞれ保持する第1,第2ホールド回路と、これら第1,第2ホールド回路の出力信号を逆位相で加算する加算回路と、その加算回路の出力である相関ピーク信号を周波数ドリフト信号に変換する相関ピーク/周波数ドリフト変換部と、その相関ピーク/周波数ドリフト変換部の出力信号を平均化する平均化回路と、その平均化回路の出力である周波数補正信号で前記第1相関検出部の出力信号に対して周波数誤差を補正する周波数ドリフト補正部と、から構成されることを特徴とする帯域拡散信号受信機の周波数誤差補正装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04J 13/04
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04J 13/00 G

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