特許
J-GLOBAL ID:200903008672347331

記憶装置の誤り訂正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327424
公開番号(公開出願番号):特開平9-167120
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 記憶装置に格納されたデータの1ビットに誤りが発生した場合に、その誤りビットを効率よく検出し、訂正し得る誤り訂正装置を提供する。【解決手段】 電源オフ時に、バックアップRAM20のデータ格納領域22を構成するクラスタa〜xの垂直・水平パリティ32,34を計算し、パリティ格納領域26に記憶する。一方、電源オン時には、各クラスタ毎に、メモリ管理領域24に格納されたチェックサムを用いて、データの異常判定を行い、データに異常があるクラスタについては、垂直・水平パリティを再計算し、その計算結果とパリティ格納領域26内の垂直・水平パリティとから誤りビットを特定して、誤り訂正を行なう。この結果、CPU10における誤り訂正のための動作を必要最小限に留め、CPU10の負担を軽減できる。従って、専用のパリティ演算回路を別途設ける必要はなく、既存の装置に容易に適用できる。
請求項(抜粋):
所定の電子装置内に設けられ、該電子装置への電源供給が遮断されてもデータを保持可能に内部電源によりバックアップされた記憶装置の誤り訂正装置であって、前記電子装置への電源供給遮断時に、前記記憶装置のデータ格納領域をマトリクス状に展開した各行・各列毎にパリティを計算する第1のパリティ演算手段と、該第1のパリティ演算手段により算出された前記各行・各列のパリティを、垂直・水平パリティとして、前記記憶装置のパリティ格納領域に格納するパリティ格納手段と、前記電子装置への電源投入直後に、前記データ格納領域に格納されたデータが正常であるか否かを判定する第1の判定手段と、該第1の判定手段にて前記データが異常であると判定されると、前記垂直・水平パリティを再計算する第2のパリティ演算手段と、該第2のパリティ演算手段により算出された垂直・水平パリティと、前記パリティ格納領域に格納された垂直・水平パリティとを比較し、該パリティが一致しない行・列を検索する検索手段と、該検索手段による検索結果に基づき、前記データ格納領域内の異常ビットを特定して、該ビットのデータを正常値に訂正する誤り訂正手段と、を備えたことを特徴とする記憶装置の誤り訂正装置。
IPC (3件):
G06F 12/16 320 ,  G06F 12/16 ,  G06F 12/16 340
FI (3件):
G06F 12/16 320 H ,  G06F 12/16 320 B ,  G06F 12/16 340 L
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-242453
  • 特開平2-242453

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