特許
J-GLOBAL ID:200903008672379659

ピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-290901
公開番号(公開出願番号):特開平7-139565
出願日: 1993年11月19日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】摩擦パッドのライニングの摩耗に伴うキャリパボディのアジャスト移動で、制動力が増減したり制動フィーリングが変化することを防止する。回転モーメントによるキャリパボディの挙動を抑えて、キャリパボディをディスク軸方向へ円滑に移動しつつ、摩擦パッドのライニングに偏摩耗を生じないようにする。【構成】ディスク回入側のキャリパ支持腕3aとこれと一体のボス部3eに、ピン孔3gを設ける。ピン孔3gに収容される一方のスライドピン4を、作用部6aのディスク回入側に突出する車体取付け腕6fに突設する。ディスク回出側のキャリパ支持腕3bとこれと一体のボス部3fに、ピン孔3hを設ける。ピン孔3hに収容される他方のスライドピン5を、反作用部6bのディスク回出側に突出する車体取付け腕6gに突設する。ピン孔3g,3hを袋孔とする。
請求項(抜粋):
ディスクロータの外側をブリッジ部にて跨ぐキャリパボディの作用部と反作用部とを、ディスクロータの両側部に対向配置し、該ディスクロータの一側部で車体に固設されるキャリパブラケットに、前記キャリパボディのブリッジ部を挟んでディスク軸方向へ並設される一対のキャリパ支持腕を延設し、該キャリパ支持腕と、前記キャリパボディのディスク回入側及び回出側のいずれか一方にピン孔を穿設し、他方にこのピン孔へ差し込まれるスライドピンを突設して、両スライドピンにてキャリパボディをディスク軸方向へ移動可能に支持するピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記ディスク回入側のスライドピンとピン孔のいずれか一方を前記キャリパボディの作用部に設け、前記ディスク回出側のスライドピンとピン孔のいずれか一方を前記キャリパボディの反作用部に設けると共に、前記双方のピン孔を袋孔としたことを特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキのキャリパボディ支持構造。

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