特許
J-GLOBAL ID:200903008674546889

誘電体バリア放電ランプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾関 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-375127
公開番号(公開出願番号):特開2001-185090
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】放電開始電圧が低く、しかも格別な環境になくても安定に放電し、安価に製造できる誘電体バリア放電ランプを提供する。【解決手段】 放電容器1の外周に、対向電極3a及び4aより成る放電電極対と、対向電極3b及び4bより成る放電電極対が所定間隔にて配置され、対向電極3a及び4aに添って放電補助線路9が設けてある。放電補助線路9の片端は電流制限抵抗10を介して電力供給線15に接続され、他端は電気的に開放され、絶縁端部11で覆われている。放電補助線路9の導線9aと対向電極4aとの間隙Tは放電間隙Gより小さい。放電補助線路9の導線9aうちで対向電極4aに間隙Tで近接する部分がトリガ電極として作用する。放電補助線路9を備えない従来の構造に比べ、放電開始電圧を低減でき、しかも放電開始電圧を安定化できる。
請求項(抜粋):
紫外光を透過させる円筒形の放電容器と、該放電容器に封入された放電ガスと、前記放電容器の外面に先端部を接触して設けられた放電電極対とを有してなり、該放電電極対をなす2つの電極の先端は放電間隙Gを隔てて対向しており、該2つの電極の先端を結ぶ線は前記放電容器の軸心から偏っており、該線に直行する平面は該軸心にほぼ平行である誘電体バリア放電ランプにおいて、前記放電電極対をなす2つの電極のうちの一方が接続されている高周波電力供給線を第1の電力供給線とし、該2つの電極のうちの他方が接続されている高周波電力供給線を第2の電力供給線とするとき、第1の電流制限抵抗を介して該第1の電力供給線に導線の片端を接続された放電補助線路が前記他方の電極に近接して設けてあり、前記放電電極対の前記先端部に近接する領域における前記放電補助線路は絶縁体で被覆され、前記導線の他端は電気的に開放端をなし、前記放電補助線路の導線のうちで前記他方の電極に最も近接する部分がトリガ電極をなし、前記トリガ電極と前記他方の電極との間隙Tは前記放電間隙Gより小さいことを特徴とする誘電体バリア放電ランプ。
IPC (3件):
H01J 65/00 ,  H01J 61/54 ,  H01J 61/56
FI (3件):
H01J 65/00 A ,  H01J 61/54 Z ,  H01J 61/56 Z

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