特許
J-GLOBAL ID:200903008675158483

自動車の燃費算出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-244851
公開番号(公開出願番号):特開平10-090036
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 燃費の測定対象区間の途中で給油を行った場合でも、その区間の燃費が正しく自動で算出できるようにすることにある。【解決手段】 残燃料信号hの、燃費測定対象区間内のある時点での増加量が、処理部で設定したしきい値以上である場合に給油されたと判断する。例えば、測定開始時Ts から測定終了時Te の途中、T2 、T4 で残燃料信号がh2 、h4 (h2 -h1 、h4 -h3 ≧しきい値)となったとすれば、T2 、T4 の時点で給油が検知され、それぞれの給油直前の燃料消費量(hs -h1 )、(h2-h3 )が把握でき、これらと、測定終了時点Te での、給油時点T4 からの燃料消費量(h4 -he )を加算すれば、途中の給油が考慮された、測定区間全行程にわたる正しい累積燃料消費量が算出でき、測定区間全行程における正しい燃費が算出できる。
請求項(抜粋):
燃費の測定対象走行区間において、速度信号から算出された走行距離信号の測定開始時と測定終了時の差を走行距離データとし、燃料タンクに設けた液面センサの残燃料信号の測定開始時と測定終了時の差を燃料消費量とし、前記走行距離データを前記燃料消費量で除算して燃費として出力する自動車の燃費算出システムにおいて、前記液面センサの残燃料信号の増加量に所定のしきい値を設定し、前記液面センサの残燃料信号の増加量を検知して、それが前記しきい値以上の値である時に給油があったと判断する処理部と、給油があった時に、給油前までの燃料消費量を記録する記録部を設けたことを特徴とする自動車の燃費算出システム。

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