特許
J-GLOBAL ID:200903008675797516

パルス信号発生方法及びパルス信号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046856
公開番号(公開出願番号):特開平9-215393
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 整数値で指定されるパルス数を過不足なく制御するとともに、基本パルスの精度に起因する誤差の蓄積がパルス数に悪影響を及ぼさないようにする。【解決手段】 パルス信号発生装置1において、サンプリング周期毎のパルス数やその総数に係る指令を発する指令手段2と、基本パルス発生手段3及び基本パルス計数用のカウンタ手段4とを設ける。そして、カウンタ手段4に対して基本パルスの計数値を設定する設定手段5と指令手段2との間に設けられた誤差補償手段6が、1単位のサンプリング周期だけ時間的に前に位置する前回の期間において実際に発生されたパルス数を計数してそのパルス総数を算出した後、これと指令パルス数の総数との間の誤差を求め、誤差を今回の期間に係る指令パルス数に加算し又は減算することにより補正を行って指令に係る新たなパルス数を算出し、該パルス数でサンプリング周期を除した場合の商としてパルス幅を算出した後、商の整数部分を計数設定値として設定手段5に送出する。
請求項(抜粋):
単位時間の整数倍の値を有するサンプリング周期でもって時間軸を標本化を施すことによって得られる離散化された期間毎にパルス数の指令が与えられた場合に、基本パルスのパルス幅に対してその整数倍のパルス幅をもったパルス信号をサンプリング周期毎に生成するパルス信号発生方法において、イ)1単位のサンプリング周期だけ時間的に前に位置する前回の期間において実際に発生されたパルス数を計数して、そのパルス数の総数を算出した後、ロ)前回までの指令パルス数の総数と、イ)で算出したパルスの総数との間の誤差を計算し、ハ)今回の期間において指令されるパルス数に対してロ)の誤差を加算又は減算することにより補正を行い、指令に係る新たなパルス数を算出し、ニ)ハ)で算出されたパルス数でサンプリング周期を除した場合の商としてパルス幅を算出した後、商の整数部分によって規定されるパルス幅の設定を行い、ホ)ニ)で設定されたパルス幅に対応する数だけ基本パルスを計数することによってパルス信号を発生させ、ヘ)指令パルス数の総数が所定の指令値になるまでサンプリング周期毎にイ)乃至ホ)を繰り返すようにしたことを特徴とするパルス信号発生方法。
IPC (3件):
H02P 8/14 ,  H03K 3/78 ,  H03K 7/08
FI (3件):
H02P 8/00 A ,  H03K 3/78 ,  H03K 7/08 A

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