特許
J-GLOBAL ID:200903008679509728

過電流保護回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田北 嵩晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181678
公開番号(公開出願番号):特開平10-014228
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 リンギングチョークコンバータの過電流保護を間欠動作されるようにすること。【解決手段】 入力端子1,2に直流入力電圧VINが印加されると起動回路6を介してMOS-FET4のゲート電圧を高くしていき、ゲート電圧がオン電圧以上になった時MOS-FET4がオンしてドレイン電流IDが流れ始める。そのとき変圧器の制御巻線102、2次巻線103は1次巻線101に電圧が発生するとともに制御巻線102にも電圧が発生し発振制御回路5を通じスイッチング素子に正帰還作用が起こってMOS-FET4は完全にオンする。このとき2次巻線103は整流平滑回路内のダイオードの向きが逆のため電流は流れない。よってMOS-FET4のドレイン電流は変圧器1のインダクタンス分によって直線的に増加する三角波形となる。次に、発振制御回路5の時定数によってMOS-FET4がオフされると変圧器に蓄えられたエネルギーが2次巻線103より整流平滑回路を通じて放出されブロッキング発振器が構成される。
請求項(抜粋):
1次巻線、制御巻線、2次巻線を有する変圧器と、該変圧器の1次巻線の一方に直列に接続され、直流入力電圧をスイッチングするMOS-FETと、該変圧器の制御巻線と該MOS-FETの間に構成される発振制御回路と、該MOS-FETに対して直流入力電圧から起動信号を与える起動回路を持つリンギングチョークコンバータにおいて、該MOS-FETのソースに直列に接続され、該MOS-FETに流れる電流を検出する過電流検出回路部と、該過電流検出回路部と該制御巻線の間に構成され、該検出回路部からの信号で該MOS-FETをオフさせるラッチ回路部と、該ラッチ回路部に接続され該ラッチ回路にリセットをかけるリセット回路部と、該リセット回路部と該起動回路、該制御巻線間に接続され、リセット回路部をある時定数で駆動させる時定数回路部で構成され、間欠動作により保護をかけることを特徴とする過電流保護回路。
IPC (2件):
H02M 3/28 ,  H02M 3/338
FI (2件):
H02M 3/28 C ,  H02M 3/338 A

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