特許
J-GLOBAL ID:200903008687530647

プロセス状態管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191744
公開番号(公開出願番号):特開平9-044376
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】簡潔な構成でCPUに高負荷をかけることなく複数の常駐プロセスを効率よく管理し、異常終了しても速やかに再起動できる管理方式を提供する。【解決手段】親プロセス1aが常駐の複数の子プロセスP1〜Pnをプロセス起動手段11で順次起動すると共に、プロセスID管理手段12がプロセスID管理テーブル21にプロセスIDを登録する。子プロセスP1〜Pnはプロセス起動通知手段により共通のセマフォ3をロックした後に稼働を開始し、すべての子プロセスが稼働するとセマフォ3のセマフォ値は0になる。親プロセス1aは最後にプロセス監視手段13を起動し、セマフォ3のロック待ち状態として監視を行う。子プロセスに異常終了が発生するとセマフォ3のロックが解除され、プロセス監視手段13が直ちに認識し、障害プロセス抽出手段14が異常終了した子プロセスをプロセスID管理テーブル21を参照して検出し、再起動させる。
請求項(抜粋):
並列に動作する複数の常駐プロセスの動作状態を管理するためのプロセス状態管理方式であって、前記複数の常駐プロセスを子プロセスとして起動する親プロセスとしての管理プロセスと、初期設定値を前記管理プロセスが起動する常駐プロセス数と同一値とした計数セマフォとを設け、前記複数の常駐プロセスはそれぞれ起動時に前記計数セマフォをロックし異常終了時の通知先を前記計数セマフォのロック解除信号とする指定を行うプロセス起動通知手段を備え、前記管理プロセスは、前記複数の常駐プロセスを順次起動した後に前記計数セマフォに対してロックを試み前記管理プロセスをロック待ち状態とするプロセス起動手段と、起動した前記常駐プロセスのプロセスIDをメモリ上のプロセスID管理テーブルに登録し管理するプロセスID管理手段と、ロック待ち状態の前記管理プロセスのロックが成功した時点で前記常駐プロセスの異常終了の発生を自動的に認識するプロセス監視手段と、前記プロセス監視手段により起動され前記プロセスID管理テーブルに登録されたプロセスに対して順次確認のためのシグナルを送信し異常終了したプロセスに対してのシグナル送信が正常に行えないことを利用して異常終了したプロセスを検出する障害プロセス抽出手段とを備えたことを特徴とするプロセス状態管理方式。
IPC (2件):
G06F 11/30 310 ,  G06F 9/46 340
FI (2件):
G06F 11/30 310 A ,  G06F 9/46 340 B

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